身近な存在であるガソリンスタンドでは、給油はもちろん、洗車やタイヤ交換などができます。
そこで、今回はガソリンスタンドのタイヤ交換の費用相場や注意点について解説していきます。
タイヤ交換が初めての方やどこにタイヤ交換を依頼しようか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
ガソリンスタンドでタイヤ交換はできる?
ガソリンスタンドでタイヤ交換ができる店舗は多いです。
しかし、タイヤ交換を受け付けていない店舗もあるので、事前に確認を取ってから、タイヤ交換を行いましょう。
セルフサービスのガソリンスタンドでもタイヤ交換できる?
セルフサービスのガソリンスタンドでもタイヤ交換できる場合があります。
ガソリンの給油がセルフなだけで、整備士が常在しているガソリンスタンドも多いです。
全てのセルフサービスのガソリンスタンドがタイヤ交換を行っているわけではないので、タイヤ交換を行いたい場合は、ガソリンスタンドに問い合わせてみましょう。
ガソリンスタンドのタイヤ交換費用相場

ガソリンスタンドでのタイヤ交換費用相場はディーラーなどよりも比較的安めに設定されているのが一般的です。
タイヤ交換工賃の相場
ガソリンスタンドでのタイヤ交換工賃相場は1本1,000円~5,000円が目安です。
タイヤサイズやホイールサイズによって工賃が変わりますが、5,000円以内に収まるのがほとんどでしょう。
ただし、あくまでもガソリンスタンドでタイヤを購入する場合に限ります。
たとえば、インターネットなどでタイヤを購入してガソリンスタンドに持ち込んで取り付けてもらう場合は工賃が上乗せされて1本2,000円~7,000円に設定されていることが多いでしょう。
作業内容 | 料金(1本) |
タイヤホイール交換 | 1,000円~ |
バランス調整 | 1,000円~ |
ゴムバルブ交換 | 330円~ |
廃タイヤ処分代 | 330円~ |
窒素ガス充填 | 550円~ |
タイヤローテーション | 2,200円~ |
タイヤ履き替え | 2,200円~ |
タイヤ交換工賃の内訳
タイヤ交換工賃にはゴムバルブの交換やバランス調整、そして古いタイヤの処分代が含まれています。
ただし、店舗によっては処分代が基本工賃に含まれておらず、追加で請求されることも少なくありません。

ガソリンスタンドでタイヤ交換するときの流れ
ガソリンスタンドでタイヤ交換を行う場合は、どのような流れで行うのでしょうか?
これから紹介していきます。
①電話やWEB上からタイヤ交換の予約を行う
②予約した日時に車を持ち込み
③車の状態を確認する
④タイヤを交換する
⑤清算し終了
上記のような流れで行います。
コスモ石油の場合はタイヤを締め付ける前に立ち会いで締め付けを行います。
ガソリンスタンドでは店舗によってタイヤ交換の手順が変わるので、詳しい手順は近くのガソリンスタンドに問い合わせましょう。
ガソリンスタンドでタイヤ交換するメリット
ガソリンスタンドは身近な存在であり、さまざまなところに店舗があるので依頼しやすいのが特徴です。しかし、ガソリンスタンドでのタイヤ交換にはメリットとデメリットの両方があるので、それぞれを理解しておくことが大切です。
ガソリンスタンドでのタイヤ交換には3つのメリットが挙げられます。
店舗数が多い
- 全国に約29,000店舗ある
- 利便性が高い
ガソリンスタンドの店舗数は約29,000店舗にのぼります。
店舗数が多いので、家の近くにもいくつかガソリンスタンドがあるのではないでしょうか。
行き慣れたガソリンスタンドや外出先のガソリンスタンドなどでもタイヤ交換ができるので利便性の高さがメリットといえるでしょう。
待ち時間が少ない
- タイヤ交換を専業としていないので空いている可能性が高い
- 待ち時間なしで交換作業に対応してくれることも
比較的待ち時間が少ないのもガソリンスタンドの特徴です。
ガソリンスタンドはタイヤ交換作業を専業にしているわけではないため、作業場が空いていることが多いです。
そのため、待ち時間がなかったり、少なかったりするのがメリットになるでしょう。
夜間営業している店舗もある
- 早朝、夜間の対応も可能
- 24時間営業している店舗もある
24時間営業のガソリンスタンドも多く、夜間でもタイヤ交換に対応してくれるところが多いです。
パンクなどの急にタイヤ交換が必要になった場合でもガソリンスタンドであれば対応してもらえるかもしれません。
ついでに給油や洗車が行える
ガソリンスタンドは元々給油を行う場所なので、もちろんタイヤ交換したついでに給油することができます。
手軽な給油や洗車は他の業者ではできない場合があるので、ガソリンスタンドでタイヤ交換するときの大きなメリットといえるでしょう。
タイヤ交換のついでに車をさらに良い状態に仕上げることができます。
ガソリンスタンドでタイヤ交換するデメリット
ガソリンスタンドのタイヤ交換にはデメリットもあります。
商品数が少ない
- 在庫を持っていない場合もある
- 選べる銘柄が少ない
タイヤ交換を専業としていないので在庫を持っていない可能性があります。
特に特殊なサイズや特殊な銘柄の場合は取り扱っていないこともあるでしょう。
銘柄を選べないので、希望のタイヤに交換できないこともあるでしょう。
専門店より工賃が高い
タイヤ交換を専門にしているわけではないため、タイヤ専門店よりも工賃が高めに設定されていることがあります。
店舗によってもサービスや料金は異なりますので、事前に確認しておくことをおすすめします。
店舗によっては時間がかかる
利用者数が多い店舗や国の認定工場が備わっているガソリンスタンドの場合はタイヤ交換に時間がかかる場合があります。
利用者が多い店舗は大通りに面している店舗などが当てはまるでしょう。
利用者が多いとタイヤ交換作業も混んでいる場合があります。
国の認定工場が備わっているガソリンスタンドは、タイヤ交換以外にもできる整備が多いため、タイヤ交換以外の整備で混んでいる場合があります。
タイヤ交換以外の勧誘を受ける場合がある
ガソリンスタンドではタイヤ交換以外の有料の点検を勧められることがあります。
他のサービスを追加することで思ったより高くなってしまうこともあるので、本当に必要な整備か冷静になって考えましょう。
提案されたら一旦持ち帰って考えるのもいいですよね。
また、整備工場やディーラーに確認するという手もあります。
自分なりの工夫をして不要な整備を受けないようにしましょう。
ガソリンスタンドでタイヤ交換する際の注意点
ガソリンスタンドは利便性が高いのがメリットですが、タイヤ交換を依頼するときはいくつか注意しなければならないポイントがあります。3つの注意点について解説していきます。
ガソリンスタンドに依頼をするなら事前予約が必要
ガソリンスタンドに依頼する場合は事前に予約しておくことをおすすめします。
飛び込みで対応してくれる場合もありますが、タイヤの在庫を持っていない場合もあります。
そのため、事前に予約しておいたほうがスムーズに交換作業を実施してくれるでしょう。
セルフサービスの店舗でもタイヤ交換はできる
昨今、セルフサービスのガソリンスタンドが増えています。ただ、セルフサービスといっても店舗にはスタッフが常駐しています。
また、タイヤ交換作業も行っているのでセルフサービスのガソリンスタンドでもタイヤ交換作業が可能です。
作業前に費用の内訳を確認しておくべき
作業を依頼する前に費用を確認しておくことをおすすめします。店舗によって基本工賃に含まれている項目が異なります。
特にタイヤ処分代やゴムバルブ代は工賃に含まれていないこともあるため、事前に費用を確認しておきましょう。

ガソリンスタンドでタイヤが安いタイミング

タイヤ交換を依頼するなら、できるだけ費用を抑えたいですよね。
ガソリンスタンドの場合、タイヤが安くなるタイミングがあります。
安くなるタイミングを見計らって依頼すれば、お得にタイヤを交換ができます。
毎月の月末に買う
月末はタイヤが安くなることがあります。
その背景には店員が販売ノルマを課せられていることがあります。
タイヤ交換が専門ではないとはいえ、タイヤ交換や車検など給油とは別のサービスで売り上げを獲得したい店舗がほとんどです。

特売セール期間中に買う
特売セール期間中はカー用品店や専門店よりも安くなることがあります。
決算時期などは他店を意識した値段設定となっているため、競合店よりも交換費用を下げている可能性が高いです。
そのため、ガソリンスタンドでお得にタイヤ交換するなら特売セール期間を狙うのもおすすめです。
タイヤ交換の作業内容
車のタイヤ交換の作業には大きく分けて組み換え作業と履き替え作業の2種類あります。
タイヤ交換を依頼する場合はそれぞれの違いを理解しておくことをおすすめします。
タイヤの組み換えとは?
タイヤの組み換え作業とは、ホイールからタイヤを取り外して新しいタイヤを取り付ける作業のことです。
工程としては、車からホイールごと取り外した後、タイヤチェンジャーを使用してタイヤを取り外し、新しいタイヤを取り付けてホイールバランスを取り付けるという流れが一般的です。
タイヤの履き替えとは?
一方、履き替え作業というのはホイールごと別のものに履き替えるという作業です。
想像しにくいかもしれませんが、スタッドレスタイヤの場合は履き替え作業が一般的でしょう。

イメージとしては、車から今履いているタイヤをホイールごと取り外して、他のタイヤが着いたホイールを車に取り付けるというものです。
そのため、ホイールとタイヤのセットがもう一台分必要になるということです。
スタッドレスタイヤに変えるときや社外ホイールに変えるときなどは履き替え作業を行うのが一般的といえるでしょう。
ネット予約ならTIREHOOD(タイヤフッド)がおすすめ
ここまでガソリンスタンドでタイヤ交換をする料金や特徴について解説してきましたが、インターネットでタイヤを購入して取り付けてもらうサービスも、料金が安くおすすめです。
タイヤを持ち込んで対応してもらえない店舗もあるため、豊富な種類の中からタイヤを選べて交換してもらえる便利なサービスになります。
株式会社BEADが運営しているTIREHOODはタイヤ販売・交換を請け負っているネットサービスで、オートバックスセブンとカーフロンティア(三菱商事グループ)が出資しているサービスなので、安心して利用できます。
インターネットで簡単に予約できて、他店よりも安く交換できる可能性が高いです。参考にしてみてください!
まとめ
今回はガソリンスタンドでのタイヤ交換について解説してきました。
ガソリンスタンドは全国に約29,000店舗もあり、家の近くや外出先などさまざまなところで営業しているでしょう。
そのため、利便性が高く、いつでも好きなときにタイヤ交換できるのが特徴です。
また、夜間営業しているガソリンスタンドも多く、急にタイヤ交換が必要になった場合でもしっかりと対応してくれます。
タイヤ交換を検討されている方やガソリンスタンドでの交換を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
