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【効果なし?】スプレーチェーンのメリット・デメリット!タイヤが劣化するってホント?

冬の雪道や凍った道路を車で走る場合、タイヤのスリップ対策が欠かせません。

スリップ対策ができるアイテムのひとつとして、スプレーチェーンが挙げられます。

当記事ではスプレーチェーンのメリットやデメリット、おすすめのスプレーチェーンについて解説します。

また後半では、スタッドレスタイヤやタイヤチェーンといったスプレーチェーン以外のスリップ防止アイテムについても解説します。

スプレーチェーンを購入するか迷っている方、雪道や凍った道を安全に走りたい方はぜひお読みください。

目次

スプレーチェーンのメリット3選

スプレーチェーンには、以下3つのデメリットが存在します。

・長距離走行には不向き
・タイヤが劣化してしまうことがある
・ボディに付着すると落とすのが難しい

それぞれについて、以下で詳しく解説していきます。

長距離走行には不向き

1つ目は、長距離走行には不向きである点です。

スプレーチェーンが効果を発揮する距離は限られています。しばらく走っていると、スプレーの効果はだんだんと弱まっていってしまうためです。

スプレーチェーンは、樹脂が原料となっている滑り止め剤の粒子をタイヤに吹き付けることでスリップを防ぐアイテムです。アイテムの性質上、長く走り続けていると途中でスプレー粒子が剥がれ落ちてきてしまうため、効果は少しずつ薄くなっていきます。

スプレーチェーンの効果が持続する距離はアイテムによってさまざまですが、一般的には10km〜70kmほどとなります。

スプレーチェーンを吹き付けて何kmも走るのは、危険が伴う可能性があります。距離に制限があるという点については、あらかじめ知っておくようにしましょう。

タイヤが劣化してしまうことがある

続いては、タイヤが劣化してしまうことがあるという点です。

スプレーチェーンをタイヤに吹き付けることで、スプレーチェーンに含まれている成分が作用してタイヤの色が白くなったり、シミが付着したりするケースがあります。タイヤの見た目をきれいに保ちたい方は、あらかじめご注意ください。

見た目にこだわる方は、スプレーしても見た目が変わりにくいことに特化したアイテムを選択するようにしましょう。

ボディに付着すると落とすのが難しい

3つ目は、ボディに付着すると落とすのが難しいという点です。

スプレーチェーンをタイヤに吹き付ける際は、誤ってボディに付着しないよう注意しましょう。ボディについてしまうと、ベタついたり、タイヤ同様に白く変色したりする危険があるためです。

またボディにつくと、落とそうとしてもなかなか落ちないケースがあります。特に購入したばかりの車の場合、スプレーチェーンによってボディが汚れてしまってはショックなものです。

新車に使用する場合や、スプレーチェーンに慣れていない方が使う場合は、十分な注意が必要だと言えるでしょう。

スプレーチェーンのデメリット

もちろんスプレーチェーンはデメリットだけでなく、以下のようなメリットもあります。

・手軽で運びやすい
・価格が安い

それぞれについて、順に解説していきます。

手軽で運びやすい

1つ目のメリットは、手軽で運びやすいという点です。

スタッドレスタイヤやタイヤチェーンはサイズが大きいため、扱いが面倒と感じる人も多いでしょう。重量も決して軽くないため、力に自信のない方にとっては運搬も一苦労です。

「重くて大きなスタッドレスタイヤ・タイヤチェーンを取り付けるのは大変」という方にとって、手軽で運びやすいスプレーチェーンは高い利便性があると言えます。

スプレーチェーンは、スプレー缶に入っているためコンパクトで持ち歩きやすいという特徴を持っています。使用の際もタイヤに吹き付けるだけで完了するため、使うのに苦労することもありません。

価格が安い

2つ目のメリットは、価格が安いという点です。

タイヤチェーンの場合、2本セットで5,000〜25,000円ほどが相場となります。スタッドレスタイヤの場合はさらに高く、50,000円近くになるケースも少なくないでしょう。高価だと、どうしても手が出にくいものです。

一方スプレーチェーンの相場は、1本あたり1,000〜2,000円です。タイヤチェーン・スタッドレスタイヤに比べると、かなり手頃に購入できるということがおわかりいただけるのではないでしょうか。

出費を抑えてリーズナブルに手に入れることができる点も、スプレーチェーンの魅力のひとつです。

おすすめのスプレーチェーン

スプレーチェーンにはさまざまな種類がある為、どれを選んだら良いかわからない方も多いでしょう。

スプレーチェーンを使用したいと思っている方には、「田村将軍堂」の「いざっ!というときにスプレーチェーン」をおすすめします。

当商品は、緊急時に役立つスプレーチェーンです。2,000ccクラスの車であれば、スプレー1本につき10〜15本程度のタイヤにスプレーすることができます。

時速30km以下で走れば、最大で10km分効果が続きます。

お値段は安くて1,000円代のため、リーズナブルで気軽に購入できるでしょう。

なお口コミの中には、「価格変動が激しすぎる」というネガティブな声も聞かれました。需要が高まる時期には値段が2倍以上になるケースもあるため、余裕を持って購入することをおすすめします。

スプレーチェーンを使用してみたいと思っている方は、ぜひ一度試してみてください。

グリップ力に期待するなら、タイヤチェーンかスタッドレスタイヤ

持ち運びやすさや値段の手軽さなどさまざまな利点を持つスプレーチェーンですが、長距離走行には基本的に向いていません。

長い距離を走るという方は、よりしっかりと安全性を確保するために、タイヤチェーンまたはスタッドレスタイヤの使用をおすすめします。

タイヤチェーン・スタッドレスタイヤであれば、スプレーチェーン以上のグリップ力も期待できます。

以下では、スタッドレスタイヤとタイヤチェーンのメリットおよびデメリットについて解説します。どちらが自分に向いているか、ぜひ比較検討してみてください。

スタッドレスタイヤ

スタッドレスタイヤは、鋲(びょう)、つまりスタッドがついていないところから名付けられたタイヤです。

スタッドレスタイヤのメリットとデメリットは、以下の通りです。

メリットデメリット
特殊な構造になっているため、グリップ力が高い購入や交換にお金がかかる
燃費が悪くなりやすい

スタッドレスタイヤに刻まれた溝は、夏タイヤよりも深くなっています。路面をスタッドレスタイヤの深い溝で踏むと、雪が固まって柱のような形状に変わります。柱状になった雪をタイヤで蹴り出すことで、高い駆動力が発揮される構造となっています。

また、スタッドレスタイヤのゴムは、夏タイヤよりもソフトな素材となっています。冬場の寒い外気に触れても固くならず、しっかりと路面に接するため、冬場であっても高いグリップ力を発揮することができます。

さらにスタッドレスタイヤには、「サイプ」という小さな切れ込みがたくさん刻み込まれています。タイヤに刻まれたサイプによって、タイヤがしっかりと路面に設置できるようになっています。

上記のように、スタッドレスタイヤには夏タイヤにないさまざまな特徴があります。それぞれの特徴によって、冬場の路面であっても滑りにくくしっかりと走れるようになっているのです。

一方で、購入や交換にお金がかかるというデメリットも存在します。スタッドレスタイヤはグリップ性能が高く、摩擦力が高いため、タイヤがどんどんすり減っていきます。タイヤが早くすり減ると、その分交換すべき時期も早まるため、結果的に夏タイヤよりも交換や購入にかかる費用が高くなってしまいます。

また、燃費が悪くなりやすい点にも注意が必要です。

地面に対して高い摩擦力を発揮することで滑りにくくしてくれるスタッドレスタイヤですが、摩擦力が大きいと抵抗も大きくなるため、結果的に燃費も悪くなってしまいます。

タイヤチェーン

タイヤチェーンとは、タイヤに巻き付けることで冬場の路面でのスリップを防ぐアイテムのことです。タイヤチェーンのメリットとデメリットは、以下の通りです。

メリットデメリット
スタッドレスタイヤに比べるとリーズナブル
高いグリップ力を発揮する
走る速度が遅くなる
走る速度が遅くなる
巻き付けるのに苦労しやすい

タイヤチェーンのメリットのひとつは、価格が安いという点です。チェーンスプレーほどではないものの、スタッドレスタイヤに比べるとリーズナブルに手に入りやすいため、気軽に購入することができるでしょう。

もう一つのメリットとして、グリップ力の高さが挙げられます。

地面が凍りついている場所や大量の雪が積もっている場所は、スタッドレスタイヤを履いていても滑る可能性があります。対してタイヤチェーンの場合、スタッドレスタイヤがスリップしやすいような状況であっても、しっかりと滑らず走行できる可能性が高くなります。したがって、より高い安心感をもって走行できると言えるでしょう。

タイヤチェーンのデメリットの一つは、走行速度が落ちるという点です。

タイヤチェーンで走行する際は、タイヤチェーンの制限速度に従い、速度を落として走る必要があります。速度を上げすぎると、大きな事故につながるリスクがあるためです。

具体的な制限速度はタイヤチェーンのメーカーにもよりますが、多くの場合時速30km〜60kmほどに制限されます。

また、走行中は騒がしい音が鳴るという点にも注意が必要です。チェーンが路面と擦れる激しい音が常に鳴り続けるため、人によっては大きなストレスを感じることになるでしょう。

加えて、巻き付けるのに苦労しやすいという点にも注意しましょう。タイヤチェーンはただスプレーして使うようなものではなく、自分で巻き付ける必要があるアイテムです。力に自信のない人や、チェーンを巻いたことのない人にとっては一苦労となるかもしれません。

チェーンの主な使用時期である冬場の場合、寒い屋外で何時間もかけてチェーンを巻かなければならないことにもなるため、より一層苦労するでしょう。

まとめ:スプレーチェーンはあくまでも緊急時に使う

最後に内容をおさらいします。

持ち運ぶのに手間がかからない・使用が簡単・価格がリーズナブルな点など、スプレーチェーンにはさまざまなメリットがあります。一方で、吹きかけた際にタイヤが劣化することがあったり、ボディに付着すると取りにくくなったりと、スプレータイプならではのデメリットも存在します。

また、粒子を吹き付けて滑りにくくするというスプレーの性質上、長距離走行を行うと途中で粒子が剥がれ落ちてしまう危険性もあります。

よって、長いドライブをスプレーチェーンだけで乗り切るのは難しいと言えるでしょう。

スプレーチェーンは突然の雪に見舞われた時などの緊急時のみ使用し、本格的な雪道を長く走る場合は基本的にスタッドレスタイヤ・タイヤチェーンを使用することをおすすめします。

スタッドレスタイヤを安く購入したい方は、格安タイヤ専門店「オートウェイ」などのネット通販がおすすめです。

ディーラーやカー用品専門店より、リーズナブルに購入することができます。一度チェックしてみてください。

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