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車のオーバーヒートとは?原因や対処法、修理費用を徹底解明!

車のオーバーヒートとは?原因や対処法、修理費用を徹底解明!

オーバーヒートのトラブルは減ってきたように思いますが、実は、まだまだ故障の原因としてオーバーヒートが多いことはご存知でしたか?実際に起きてしまうと、あまり経験したことがないトラブルなので、対処法もわからずに、パニックになってしまうことも。

「高速道路でのオーバーヒート。どうやって対処したらいいの・・・」

「オーバーヒートの修理代はいくらかかるのだろう・・・」

滅多にない経験なので、いざその時がきたら、慌てて不安になるかと思います。もし、オーバーヒートになっても慌てずに対処してください。まずは、安全な場所へと移動をして、原因や対処法について考えましょう。

今回の記事では、車のギア(シフトレバー)が動かない時の原因と対処法(オートマ・AT車)についてを解説。オーバーヒートした車でお悩みの方の、お役に立てたら幸いです。

しゅりくん
緊急で車を動かせない時はJAF(日本自動車連盟)カーバッテリー110番に連絡をしましょう。

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目次

車のオーバーヒートとは?

しゅりくん
車のオーバーヒートとは、簡単に言うと「エンジンが正常に機能する温度を超えて、異常に熱くなった状態のことを言います!
エンジンは、車の動力を作り出しているため、非常に高温となるのですが、内部機器を保護するために冷却水による冷却作業も同時に行われています。エンジンの温度が上がりすぎると、冷却水自体も熱くなってしまい、冷却作業が上手く行われません。エンジンの熱量が冷却性能を超えてしまったときに起きるエンジンのトラブルをオーバーヒートといいます。

オーバーヒートの原因を先に述べておくと、冷却系やオイル類などの不具合がほとんどです。また、長い坂道での低いギア走行や、渋滞時のノロノロ運転が長時間続くと、オーバーヒートが起きやすい状況になります。

まいちゃん
オーバーヒートの状態で運転したらどうなるの?
しゅりくん
オーバーヒートの状態で走行を続けると、エンジントラブルの原因に繋がり、最悪の場合には走行ができなくなります。
まいちゃん
オーバーヒートかな?と思ったら、走らせないの方が良いんだね!
しゅりくん
そうですね。まずは、安全な場所へと移動して車を止めましょう。

車のオーバーヒート|確認方法と症状について

オーバーヒート 水温計

まずは簡単な確認方法です。

以下のような症状が出ていたら、あなたの愛車はオーバーヒートかもしれません。下のチェック項目に目を通してみてください。

  • 水温計がHマークに近づいている、または超えている
  • 水温計がCマークを示している
  • 車の速度がいつもより遅く感じる
  • エンジンが安定せずに動かなくなる
  • アイドリングが保てない
  • 「カリカリ」「コロコロ」といった異音が聞こえる
  • 冷却水の甘ったるい臭いがする

 

いかがでしょうか?次に、確認方法と症状の詳細を確認していきましょう。

まずは「水温計」を確認する

オーバーヒート 水温計

エンジンに異常が起こると、その症状は最初に「水温計」に現れます。

水温計の針がHマーク付近まで迫っていると、オーバーヒート気味。

水温計の針がHマークを超えていたら、深刻なオーバーヒート状態。

そして、水温計がCマークを示している場合、冷却水の不足・漏れで末期症状です。

まいちゃん
なるほど。水温計を見たら、オーバーヒートなのかを確認できるんだね。
しゅりくん
そうですね。しかし、中には、水温計が付いていない車もあるので、お気をつけください。

水温計以外で確認をする方法

水温計が付いていない(見当たらない)車にお乗り方もいらっしゃるかと思います。

水温計以外でオーバーヒートを確認する方法は、

  • 車がいつもより遅く感じる
  • 車のエンジンが安定して動かない
  • アイドリングができない。エンジンが止まる
  • アクセルを踏んだ時に「カラカラ」「コロコロ」といった異音が聞こえる
  • 冷却水の甘ったるい異臭がする

が挙げられます。水温計を確認できない車ならばこちらで判断してください。

また、いま起こっている車の症状から、どれほどのダメージ(深刻度)かを判断できます。

オーバーヒートの初期症状

  • 水温計の針がHマーク付近まで上がっている
  • 車の速度がいつもより遅い
  • エンジンの回転が安定しない
  • 「カリカリ」といった異音
  • 冷却水の甘ったるい異臭(冷却水漏れ)

これらの症状は初期症状です。車を運転していて普段となんだか違うなと思ったら水温計を確認してみましょう。Hマーク付近まで上がっていたら注意です。

初期症状で気付ければ、エンジン故障といった最悪のケースを防げる可能性があります。

オーバーヒートの中期症状

  • 水温計の針がHマークを超えている
  • アイドリングができない
  • アクセルを踏まないと止まる
  • エンジンルームから水蒸気が発生する
  • 「キンキン」といった甲高い異音が聞こえる

水温計の針がHマークを超えて、キンキンといった甲高い音が聞こえたら中期症状です。初期段階で気づかなかった症状も顕著になってきます。

車に深刻なダメージが残さないように運転を控え、対処しましょう。

オーバーヒートの末期症状

  • 水温計がCマークを示している(冷却水不足)
  • エンジンがかからない
  • エンジン内部から「コンコン」「コロコロ」といった異音がする
  • 焼け焦げた匂いがする
  • ボンネットから発煙する

この段階になると、エンジンの故障まで繋がる可能性があります。決して放置しないで下さいね。

修理代も高額になる可能性があり、買い替えや廃車も検討しなければならない事態にもなりかねます。

オーバーヒート以外で車が動かないときはこちらの記事を参考にしてください。

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オーバーヒートが発生したらどうする!?|対処法について

通勤中や家族とのドライブ中に、突然オーバーヒートを起こしてしまった場合、どのように対処したらいいでしょうか?

予想もしない展開に驚いてしまうかもしれませんが、落ち着いて対処してくださいね。順をおって説明していきます。

車を安全な場所に停める

「もう少し走ってみよう。」「様子をみてみよう。」その思いが、エンジンに深刻なダメージを与えてしまう可能性があります。

オーバーヒートを起こしたまま走り続けると、エンジン故障にも繋がりますし、場合によっては、突然の停車で交通事故などの原因になることも。

「もしかしてオーバーヒートかな?」と思ったら無理せずに、安全な停止場所を探して、エンジンを切りましょう。

アイドリング状態で水温が下がるかチェック

水温計がHマーク付近を示している場合、冷却機能が完全にダウンしていない可能性があります。
エンジンを作動させ、アイドリング状態を保ち水温が下がるか確認しましょう。そして、水温が下がらないときはエンジンを切ります。
水温が下がればそのまま走行できますが、油断せずになるべく早く修理工場へと持っていきましょう。点検することで深刻な状態になるのを防いでください。

ボンネットを開けて冷やす

オーバーヒートは、エンジンが異常に熱くなった状態なので、エンジンをできるだけ冷やすことが大切です。

なので、ボンネットを開けてエンジンルームの風通しをよくし、外風でエンジンを冷却させましょう。

ただし、停車直後はエンジンが非常に高温になっています。特に水蒸気や煙が出ている状態になると、かなり熱くなっていることが予想されるので、火傷しないよう気をつけましょう。

冷却水が空になっていないかチェック

エンジンルームにあるラジエーターから液漏れしていないか、冷却水が空になっていないかを確認します。

単に冷却水不足が原因であれば、冷却水を入れることで解決することもあります。

ただし停車直後の温度が高い状態で冷却水を入れようとしてラジエーターキャップを開けると、熱い蒸気が吹き出したり、オーバーヒートの症状が悪化したりすることもあります。

こういった確認作業が苦手な方・不安な方はJAFや加入している車保険のロードサービスに連絡することをおすすめします。

対処法3 JAFなどのロードサービスに依頼する

もっとも確実で安全なのは、JAFやロードサービスを利用することです。

エンジンの故障、車が走行不可、最悪の事態を防ぐためにも専門業者に依頼することがもっとも安全な選択と言えるでしょう。

迂闊にラジエーターを触って火傷をすると、車だけの問題で無くなります。よほどの自動車知識や修理経験がない限り、専門業者にお任せしましょう。

参照URL:JAF(日本自動車連盟)

オーバーヒートの5つ原因と修理代について

車のオーバーヒートする原因は様々考えられます。しかし、主に原因として考えられることは5つに分類できます。

オーバーヒートの原因(修理箇所)により修理代も変わったり、二度と起こさないための対策にも繋がります。一緒に確認してみましょう。

※修理代は、メーカーや車種によって大きく異なります。あくまでも相場価格の目安と考えてくださいね!

冷却水(クーラント)の漏れ・不足

冷却水は、エンジンを冷却するのに必要不可欠のものです。

この冷却水が不足していたり漏れていたりするとエンジンが適性温度を超えて異常高温となり、エンジンに深刻なダメージに繋がります。

もしも、車の下から、色や色に着色された水(冷却水)が漏れていたら、ラジエーターやウォーターポンプといった箇所から冷却水が漏れている可能性が高いです。

故障箇所の修理が必要になり、修理代の相場は以下になります。

・冷却水の交換 3000円~7000円
・ラジエーターの交換 3万~7万円
・ウォーターポンプの交換 2万~7万円

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ウォーターポンプの不具合

ウォーターポンプとは、冷却水をエンジンへと循環させる役割を持っています。人間で言うと血液を循環させる心臓のような役割と言えます。

メーカーは一般的に10万キロ毎に交換することを推奨しています。走行距離が10万キロに近い場合、この不具合も考えられます。

基本的にウォーターポンプ自体が故障することは珍しく、ゴムホースの劣化などで冷却水がポンプまでうまく流れないことが原因とされます。

その循環がうまくいかないのでエンジンが高温になっていきオーバーヒートまで発展する恐れがあります。

また、修理代は相場として2万円~7万円程度になります。

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電動冷却用のファンの不具合

電動冷却ファンとは、ラジエーターに風を送り冷却する役割を持っています。イメージとしては扇風機です。

渋滞などのノロノロ運転が続くとラジエーターに風が当たらないため、エンジンの温度が下がらずにオーバーヒートしてしまう可能性があります。

それを回避し、電動で行うのが電動冷却ファンです。

修理代は相場として3万円~10万円程度になります。

サーモスタットの不具合

サーモスタットとは、簡単に言うと「温度調節器」の役割です。冷却水の温度を管理します。

冷却水の温度が適温(約80℃~90℃)になるように制御し、オーバーヒートを防ぐ役割をしています。

修理代は、相場として1万円~2万円程度になります。

ラジエーターの不具合

ラジエーターは、エンジン冷却のための装置です。付属のキャップの劣化やホースの破損もオーバーヒートの原因です。

また、ラジエーター本体に不具合がなくても、雪がラジエーターの前面を塞いでしまいオーバーヒートになることも。

吹雪が吹く様な極寒地に住んでいる方は、走行前に雪を払いのけて通気口を確保しておきましょう。

修理代は、相場として3万~7万円になります。

まとめ

まずはじめに、オーバーヒートかなと思ったら、すぐに安全な場所に車を留めましょう。

次に水温計を確認しましょう。針がHマーク付近だったり超えていたらオーバーヒート状態です。

走行できない状態であれば、JAFなどのロードサービスに連絡。

走行できる状態になったとしても、なるべく早く修理工場に持っていきましょう。

気になる修理代です。(車種・状態・修理箇所によって異なるので参考価格として捉えて下さい。)

単に冷却水の不足・漏れであれば、数千円で済みます。

ただし、ラジエーター・ウォーターポンプなどの故障ならば、2万円~10万円の出費になりそうです。

エンジンの故障ならば、もっと高額に・・・。

修理工場に依頼する時は、見積もり金額をしっかりと出してもらいましょう。

見積もり金額によって修理に出すのか、廃車にするのか検討材料をされるのがベストでしょう。

年式も新しく他に異常が見当たらない場合は、修理して乗り続けるのがベストだと思います。

逆に、年式も走行距離も経っているならば、相応の修理代になるでしょう。

見積もり金額が想像以上に高額であれば、廃車にする選択肢がベストだと思います。ご家族とも相談しながらしっかり考えてみてください。

廃車 買取 10年

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