ハスラーはスズキのクロスオーバーSUV型の人気軽自動車です。
レーダーブレーキサポートや車両走行安全補助システムなど最新技術を搭載していますが、そんなハスラーでもバッテリー上がりは起こります。
いざという時どうすればよいのか解説しておりますので、ぜひ参考にしてください。
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ハスラーがバッテリー上がりになりやすいのには原因が!
ハスラーは内装やオプションが多彩で、通常よりも電力を沢山使うものもあり、バッテリー上がりになりやすい車種の一つです。
ハスラーについているナビゲーションは通常よりも大きめの9インチを採用、高画質で大画面です。
さらに安全面や、ちょっとした危険の警告など、あらゆることが電子制御されています。
それだけに、電気を供給するバッテリーの負担は大きく、バッテリーが上がりやすい原因ともなっています。
しかし、一番の原因はライトの付けっぱなしなどによって、電気の残量が無くなってしまうことです。
停車中にエアコンやオーディオを使うなどもバッテリー上がりの原因となります。
また、長時間車を使わなくて自己放電することもあります。
ハスラーのバッテリー上がりを復活させる3つの対処法
もしも、ハスラーのバッテリーが上がってしまった場合、復活させる方法が3つあります。
ジャンプスターターを使った復活方法
ジャンプスターターは携帯用のバッテリー充電装置で、1人でバッテリーを復活させることが出来ます。
カーショップやネットで簡単に手に入りますので、車に装備していると安心でしょう。
救援車を呼ぶジャンプスタート
ジャンプスターターが無い場合、救助車を呼んでバッテリーを復活しエンジンを始動させることもできます。
ただし、自分の車と救助車のバッテリーの電圧が同じか確認してから行うようにしましょう。
ロードサービスや救援業者に依頼
JAF(日本自動車連盟)の会員であれば、バッテリーの復活とエンジン始動を無料で対応してくれます。
高速道路など、危険な場所の場合は無理をせず専門家に依頼する方が安心です。
ただし、会員ではない場合1万3千円ほど請求されます。
また、カーバッテリー110番という全国対応のバッテリー上がりの専門業者は、年中無休でどの様な場所にも駆けつけてくれるので安心です。
車種によっては、JAFよりもお安くなる場合があるので、まずは問い合わせることをお勧めします。
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ハスラーがバッテリー上がりした時の注意点
ジャンプスタートはさほど難しくはありませんが、正しいやり方を無視すると、火花が飛ぶなど危険リスクが高まります。
必ず周りの安全を確認して正しいケーブルのつなげ方で行います。
ブースターケーブルのつなげ方
①バッテリーの赤いプラス端子に赤いケーブルをつなぐ
②黒いマイナス端子に黒いケーブルをつなぐ
③車のエンジンをかける
④エンジンが始動したら、エンジンスターターのケーブルをすべて外す
⑤充電するために1時間以上ハスラーを走らせて、十分にバッテリーを充電させる
①救助車のエンジンを止める
②バッテリーが上がった車側のプラス端子に赤のケーブル
③救援車のプラス端子に赤のケーブルをつなぐ
④救援車のマイナス端子に黒いケーブル
⑤バッテリーが上がった車のマイナス端子に黒いケーブルをつなぐ
⑥ケーブルの接続がきちんとできたら、救援車のエンジンをかける
⑦約1分後、バッテリーが上がったハスラーのエンジンをかける
⑧エンジンがかかったら、つないだ時と反対の手順でケーブルを外していく
⑨充電するために1時間以上車を走らせて、十分にバッテリーを充電させる
一人で行う自信がない方や、周りに救援車がいない、必要な道具がない時はカーバッテリ110番や、
JAF(日本自動車連盟)へ連絡することをおすすめします。
また、高速道路や交通量の多い場所では専門業者へ電話するほうが安全です。
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ハスラーはバッテリーを復活させたあとの充電が必要
シャンプスタートや救助車によるバッテリー充電は一時的なものです。
エンジンが始動したら、1時間ほど車を運転して、バッテリーを充分に充電させましょう。
バッテリーがなかなか充電できないのは寿命がきたから
バッテリー上がりが続いたり、なかなか充電できないと感じたら、バッテリーの寿命が来ている証拠です。
ハスラーのバッテリー交換の目安や頻度とは
バッテリーの寿命は2年から4年ですが、何も無くても3年目を目安に交換すると安心です。
バッテリーチェッカーなどを用いてメンテナンスしたり、定期的に車を走らせてまめに充電することでバッテリーの寿命は長くなります。
ハスラーのバッテリー交換の方法
【方法】
①エンジンを止めた状態で、バッテリーのケーブルと外します
※この時必ずマイナス端子のケーブルから外しましょう
➁バッテリーを固定している金具を外して、バッテリーを取り外します
➂新しいバッテリーを置き、金具で固定していきます
④ケーブルは、今度はプラス端子から取り付けます
➄端子カバーを取りつけ、完全に固定されていることを確認して終了
ハスラーのバッテリー交換の注意点
スパナが、プラス端子とマイナス端子同時にふれると感電する恐れがあります。
ケーブルは1つずつ確実に付け外しし、必ず順番通り行うことを守りましょう。
ハイブリッド車には専用のバッテリーを選ぼう
ハイブリッド車には駆動バッテリーと補機バッテリーの2種類が付いています。
交換する際は、どちらのバッテリーが必要なのか必ず確認しましょう。
【注意】カーナビの情報がリセットされる時も
また、電子制御機能の多い車は、バッテリーを交換するとカーナビなどのメモリーがリセットされる場合があります。
それを防ぐためにも、バックアップ機能でメモリーを保護するなどの対策をしておくことをお勧めします。
ハスラーのバッテリー交換が不安な時は業者に依頼使用
バッテリーの付け外しに不安がある場合は業者に依頼した方が安心でしょう。
費用はバッテリーの種類によって約5千円から4万円とかなり異なります。
ハイブリッド車などはガソリン車よりも高くなる傾向になっています。
ハスラーのバッテリー上がりの防止策
ハスラーのバッテリー上がりを防ぐために、次のことに注意しましょう。
ライトのつけっぱなしは油断禁物
車を降りる時は、必ずライトを切ってあるかを確認しましょう。
半ドアにより、ライトがつきっぱなしになるときもあります。
ライトのつけっぱなしと半ドアはドライバーの意識で簡単に予防することができます。
くれぐれもライトのつけっぱなしは油断禁物です。
適度なドライブでバッテリー上がりを予防
バッテリーは車を運転することで充電します。
用事が無くても30分ほど適度に運転することで、バッテリー上がりを防止できます。
定期的なメンテナンスでハスラーのバッテリー上がりを予防しよう
バッテリーは車検の時だけではなく、定期的にメンテナンスしましょう。
十分に充電されているか確認するだけでもバッテリー上がりを防止できます。
まとめ
ちょっとした注意やメンテナンスでハスラーのバッテリー上がりは防止することが出来ます。
いざという時に車が動ず、困らないように、バッテリー上がりの対処法を知っていることが大切です。
いつまでもハスラーを快適に運転できるよう、ぜひ参考にしてください。