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【DIY】車の整備点検は自分でできる?長持ちさせるメンテナンスとは

【DIY】車の整備点検は自分でできる?長持ちさせるメンテナンスとは

車は良質なコンディションを保つため日頃の点検が必要です。

では、自分でやれる整備点検はどんなことができるのでしょうか。

今回は、DIYで可能な整備について解説します。

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目次

車の整備はどこまでDIYでできる?

車の整備に関しては専門業車にお願いすることが多いので、何ができるかわからない人もいるでしょう。

次より自分でできる整備点検について説明します。

整備点検には2種類ある

整備点検には法定点検と日常点検という2タイプがあります。

これらの点検は特別な資格を所有した整備士しかやってはいけないものではなく、ユーザーが行うことも可能です。
そのため、自分で全てできれば専門業者に依頼する必要がないので、費用がかかりません。

しかし、法定点検に関してはタイヤ脱着・ブレーキ類の分解など、経験者にとってはハードルの高い作業があるので、誰でも簡単にできるとは限りません。
日常点検に関しては初心者でも簡単に行えます。

法定点検は12カ月点検よ24カ月点検があります。
24カ月点検は車検と一緒に行われることが一般的ですが、12カ月点検については自身で検査するか、業者にもっていくかどちらでも検査可能になっています。

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車の定期点検はDIYでできる?

車の定期点検は1年ごとになります。
専門知識も必要となってくるので、車に詳しくない場合は業者に任せる方が安心です。

12カ月点検は26項目の点検になっています。
かといって自分でできないわけではありません。
国土交通省が発行している「自動車の点検及び整備に関する手引」にその点検内容が記されているので、それを見ながら自分で点検することも可能です。

自分で点検を行うと点検漏れなどが出てくる可能性もあるので、不安な場合は業者に任せましょう。

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日頃のチェック(日常点検)が基本

日常で行う点検は「日常点検整備」と呼ばれています。

これは決まった点検の頻度とかはなく自主的に行うものです。
点検を怠らずに走行距離などをみて自分のタイミングで日常点検整備を行うようにしましょう。

ちなみに日常点検は「道路運送車両法第47条の2」で 「自動車の使用者は、自動車の走行距離、運行時の状態等から判断した適切な時期に、国土交通省令で定める技術上の基準により、灯火装置の点灯、制動装置の作動その他の日常的に点検すべき事項について、目視等により自動車を点検しなければならない。」と法律で定められています。
参照:道路運送車両法

そこまで時間のかかる点検ではないので、車を持っている方は必ず定期的に日常点検を行いましょう。

国土交通省が日常点検整備のためのチェックシートを公開していますので、利用するのをおすすめします。

異常に気づいたら無理せず専門店に任せよう

自分で日頃から整備をしても車の経年劣化などによりどうしても不具合が発生してしまう場合があります。

これは専門家でない人間が作業をしても直らない場合もあり、むしろ下手に手をつけるとますます悪化する可能性があるでしょう。
特に「走る・止まる・曲がる」に関しては車の走行にかかわる重要な部分になります。
最悪の事態になる前に必ず業者に点検してもらいましょう。

どうしても不具合の原因がわからない場合は、無理をせずに専門業者にお任せすることをおすすめします。

プロに依頼すれば当然費用はかかりますが、確かなスキルと知識を持つプロにお任せすれば不具合を解決してくれます。

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「灯火類」の整備点検

車の灯火類の種類は以下の通りです。

  • フロントウインカー/ハザード球
  • スモール球
  • ロービーム球
  • ハイビーム球
  • フォグランプ球
  • ブレーキ球
  • テールランプ球
  • リアウインカー/ハザード球
  • バックランプ球

灯火類のチェックはちゃんと点灯しているか目視で確認するだけですが、ライトの位置などによって1人でチェックするのは難しい箇所もあるので、友人などに協力して行う必要があります。

ライトが切れた状態の走行は整備不良に該当する

ライトが点灯していない状態で走行した場合、車の整備不良として交通違反に該当します。
整備不良の罰則は以下の通りです。

  • 制動装置など
    ・違反点数2点
    ・違反金9,000円
  • 尾灯など
    ・違反点数1点
    ・違反金7,000円

また、ライトが点灯しないまま走行していると事故発生率が高まります。
ライトの不具合は違反だけでなく自身の命にも関わることなので、しっかりと点検する必要があるのです。


fcl.(エフシーエル)
fcl.(エフシーエル)

「エンジンルーム内」の整備点検

エンジンルームは点検箇所が多く、多いということはそれだけ車の重要なパーツが多いという証拠です。

一つひとつを把握してしっかりチェックする必要があります。

では、次よりエンジンルームのチェック項目7つについて説明しましょう。

エンジンオイルの整備点検

エンジンオイルは、ある程度の走行距離を達成したら専門業者で交換・点検という手順になりますが、自分での整備も可能です。

エンジンオイルの点検はエンジンルーム内にあるオイルレベルゲージという棒を使用します。
オイルレベルゲージの汚れを拭き取る→取り付けてあった場所にしっかりと差し込む→ゲージを抜いてオイルが付着しているメモリを確認する、という手順です。

ゲージのメモリを見るとオイルが適量かどうかわかるので、それで確認します。

また、エンジンオイルは色もチェックしましょう。
エンジンオイルは使用すると薄茶色から黒っぽい色へと変化します。
あまりにもどす黒い色になっていると汚れている証拠なので、走行距離に関係なく交換しましょう。

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トランスミッションオイルの整備点検

トランスミッションオイルの確認はAT車のみで、手順は以下の通りになります。

  1. エンジンをかけて暖める
  2. シフトレバーをNにしてサイドブレーキをかける
  3. レベルゲージの汚れを取り除き、再度差し込む

エンジンは切らずにかけながら確認します。

また、エンジンはすぐに暖まらないので30分ほど車を走らせておきましょう。

レベルゲージには「HOT」と「COLD」の文字が書かれており、ここを見ればトランスミッション内の温度が確認できる仕組みです。
エンジンが暖まっているのにCOLDの範囲にしかオイルが付着しない場合オイルが減っている可能性が高いです。

ブレーキフルードの整備点検

ブレーキフルードのリザーバータンクにはMAXやMIN、UPPERやLOWERという文字が表示されており、この文字がブレーキフルードのメモリになっています。
ここを確認してもし量が少ない場合、適量にしなくてはいけません。

ブレーキフルードは滅多に減少するものではないので、減っている場合は故障して漏れている可能性があります。

パワーステアリングオイルの整備点検

パワーステアリングの点検方法は、ブレーキフルードと同じです。

リザーバータンクにあるオイルがメモリ内にあるかどうかを確認すればOKです。

冷却水の整備点検

冷却水はクーラントと呼ばれる液体で、クーラントが入っているタンクが空になるとエンジンが冷却されずに故障します。
クーラントがからの場合漏れている可能性が高いです。

漏れやすい部分は、ラジエーターのホース、ラジエーター本体などで、経年劣化で破損するケースが多いとされています。

クーラントには色がついているので、クーラントが乾いて粉になったものが付着している箇所が破損している確率が高いです。

破損箇所は定期的に点検すれば、比較的簡単に見つけやすいので、しっかりと点検しましょう。

ベルトの整備点検

ベルトはエンジンの動力を他の部位に伝えるための重要な部品です。
もし、動作が不調だった場合ベルトが破損している可能性があります。

ベルトは経年劣化などでひび割れなどが生じて切れてしまいます。
切れている、ひび割れがある場合は交換しましょう。

バッテリーの整備点検

バッテリーに使用されているバッテリー液が減っている場合、車は作動しません

バッテリー液が減っているかどうかは、ブレーキフルードと同じ方法で確認可能で、減っている場合は補充しましょう。

また、バッテリーそのものが経年劣化していることもあるので、その時はバッテリー本体を取り替える必要があります。

「足まわり」の点検

タイヤやブレーキなどを制御する足まわりの点検方法を以下より説明しましょう。

タイヤの整備点検

タイヤは目視や触ることによって劣化の確認が可能です。

また、タイヤの空気圧を確認も大事です。
所有車の適正空気圧は、運転席のドア内側のドア部分・ボディ部分に記載してあるので確認してみましょう。

ブレーキパッドの整備点検

ブレードフルードが少ない場合ブレーキパッドが減っている可能性があります。
ブレーキパッドはドラムブレーキ・ディスクブレーキの2種類があり、ディスクブレーキはタイヤ越しに確認可能です。

ドラムブレーキはタイヤ、ドラムを外さないと確認することはできません。
DIYが難しい場合は専門業者に依頼するといいでしょう。

「車内」の点検

室内で行う点検は次の2点です。

ペダルの整備点検

ペダルはAT車だとブレーキ・アクセルペダル、サイドブレーキペダルがあり、MT車だとさらにクラッチペダルがあります。

各種ペダルの点検は「遊びの幅が適正かどうか」「ペダルの効き具合はどうか」という点です。
遊びの幅が大き過ぎる、ペダルを踏んでも効きが悪い場合はポジションセンサー、その他のパーツの故障、ブレーキパッドの劣化などが原因として考えられます。

発炎筒の使用期限もチェック

発煙筒はあまり使用する機会がないですが、使用期限が過ぎていないか確認しましょう。

使用期限切れのものは一般のゴミとして回収不可能なので、ディーラーなど専門業者にお願いして回収してもらいましょう。

ホリデー車検
ホリデー車検

まとめ

車の点検はどこを確認すればいいのか、どんなやり方をすればいいのか、しっかり把握しておけば自分でも点検可能です。

車の事故・故障防止のためにも、普段からしっかりと点検を行っておきましょう。

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