車を運転していると急に「パンッ」という音がなり、よく見てみるとフロントガラスにヒビが入っているということを経験されたことがある方も多いのではないでしょうか。
そこで、今回は車のフロントガラスにヒビが入ってしまう原因や対処方法について解説していきます。ぜひ本記事を参考にしてくださいね。

車のフロントガラスがヒビ割れする原因
フロントガラスのヒビ割れには主に4つの原因があります。それぞれの原因について紹介していきます。
飛び石によるヒビ
フロントガラスにヒビが入る原因の中でも最も多いのが飛び石です。
特に高速道路や幹線道路など、スピードが出るところでは小石を巻き上げやすいので被害を受ける可能性が高いでしょう。
飛び石を完全に防ぐことは難しいですが、前車との車間距離を十分に取るなどの対策をしてみても良いかもしれません。
温度差によるヒビ
温度差によるヒビ割れも注意が必要です。たとえば、気温が高い夏に洗車をしようと水をかけたらフロントガラスにヒビが入ってしまったということも少なくありません。
日中は太陽の光でフロントガラスが高温になっています。そこに冷たい水をかけるとガラスの表面温度が急激に下がり、伸縮してヒビが入ってしまのです。
そのため、夏場の洗車にはぬるま湯を使用するか、朝方や夕方など涼しい時間帯に洗車するのが良いでしょう。
洗車によるヒビ
洗車によってヒビが入ることもあります。
手がすべってワイパーを勢いよく戻してしまう衝撃でヒビが入ってしまうかもしれません。さらに、洗車機のブラシでヒビが入ってしまう可能性もゼロではないでしょう。
天候不良によるヒビ
雹(ひょう)や霰(あられ)の影響でヒビが入ってしまうこともあります。さらに、台風や強風で飛来物が飛んできた場合もヒビが入ってしまう可能性があるでしょう。
もちろん、天候不良は完全に対策できないので、できるだけ外に出ないなどの可能な限りの注意が必要です。
フロントガラスのヒビ割れを放置するとどうなる?
小さなヒビ割れだから、気にせず放置している人も少なくないでしょう。しかし、フロントガラスのヒビ割れは放置していると非常に危険です。
ヒビが広がることもある
ヒビ割れを放置していると走行中の衝撃や圧力でどんどんヒビが大きくなってしまう恐れがあります。
最悪の場合、フロントガラスが割れてしまうことがあるのでヒビ割れの放置は厳禁です。
余分にコストがかかってしまう
小さなヒビ割れであれば修理で対応できることがほとんどです。しかし、ヒビが修理できないくらいの大きさになってしまうと、フロントガラスを丸ごと交換しなければならなくなってしまいます。
フロントガラスの交換には高額な修理代がかかってしまうので、ヒビ割れが小さい間に対応することをおすすめします。
フロントガラスのヒビや傷を応急処置する方法
フロントガラスのヒビや傷は応急処置が可能です。ヒビや傷が大きくならないように見つけた場合はすぐに応急処置しましょう。
セロハンテープで補強する
フロントガラスにヒビが入っているのを見つけたらセロハンテープを使用して補強しましょう。
セロハンテープで補強できるのかと思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、応急処置としてはセロハンテープも効果的です。
ただし、幅が狭いセロハンテープを何枚も重ねて使用することは、隙間からほこりやゴミが入ってしまう可能性があるためやめておきましょう。

保護フィルムを貼る
セロハンテープ以外にも保護フィルムを使用する方法もあります。最近はホームセンターなどでも簡単に手に入れられるようになっています。
保護フィルムを使用すればセロハンテープよりも頑丈に応急処置できます。
ただし、セロハンテープも保護フィルムもあくまでも応急処置で永続的に使用することはできないので、修理や交換などの対応が必要になることを忘れてはいけません。

フロントガラスの交換にかかる費用
ヒビの種類や大きさによっては修理で対応できない場合もあります。修理で対応できない場合はフロントガラスを丸ごと交換しなければなりません。
しかし、交換には高額な費用がかかってしまうのではないかと心配される方も多いでしょう。
フロントガラスの交換費用は車種やガラスの種類によって変わりますが、7万円~15万円が相場です。
フロントガラスのヒビ割れに保険は適応される?
フロントガラスのヒビ割れには保険を使うことができます。ヒビ割れを修理するといっても、急な出費となってしまうので保険の利用も検討したいですよね。
ただ、保険利用にはいくつかの注意点があるので、注意点を理解して保険を使うか決めることをおすすめします。
自然災害の際は要注意
フロントガラスのヒビ割れには保険を使って修理や交換が可能です。しかし、自然災害の影響でヒビが入った場合は保険の対象にはならないケースもあります。
契約内容によって対象範囲は異なりますが、一般的には台風や強風、大雨や洪水などの自然災害については保険対象範囲となります。
しかし、地震や津波(地震が原因)によってフロントガラスが割れてしまった場合、保険の対象とならないことがほとんどなのです。
保険を利用する場合は保険会社に対象かどうかを確認しておいたほうが良いでしょう。
車両保険を使う時の注意点
車両保険を使うことで自己負担なし、もしくは自己負担を軽減してフロントガラスの修理や交換を行えます。ただ、一度車両保険を使用すると翌年度からの保険等級が下がってしまいます。
つまり、翌年度から保険料が高くなってしまう可能性があるのです。
したがって、保険の利用を検討する場合はヒビ割れの修理代と保険料アップ分との差額を比較することがポイントです。
保険料の差額については、加入の保険会社や代理店に確認すると教えてもらうことができるため、一度問い合わせてみてください。
フロントガラスがヒビ割れしてしまったらプロに依頼を
フロントガラスがヒビ割れしてしまったら、プロに相談することをおすすめします。
ヒビ割れを見つけたらまずは応急処置を行い、プロに相談して適切な方法で対応してもらうことが大切です。


できるだけ費用を抑えたい方は複数の修理業者に見積もりを依頼することをおすすめします。
もちろん、ヒビ割れの大きさによっては修理対応できず、交換対応となってしまう場合もあるでしょう。
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まとめ
飛び石や温度変化、天候不良などの影響でフロントガラスにヒビ割れが生じてしまうことがあります。
フロントガラスにヒビ割れを見つけたらセロハンテープや保護フィルムで応急処置しましょう。
フロントガラスのヒビ割れを放置していると、突然ガラスが割れてしまう恐れがあるので非常に危険です。
ひび割れがある場合は、応急処置を行い、できるだけ早くプロに相談してくださいね。