「マイクロファイバークロスを使ったけど、どうやって洗濯していいのか分からない」
「マイクロファイバークロスは洗濯機であらっていいの?」
そんな疑問に答える記事です。
マイクロファイバークロスはフワフワしているため、洗濯機などで洗っていいのか気になりますよね。
マイクロファイバークロスを洗濯するとき、乾かすときは少し注意が必要です。
これから説明していくので、洗車以外でもマイクロファイバークロスを使っている人も参考にしてみてくださいね。
マイクロファイバークロスの洗濯方法とは?
マイクロファイバークロスは
・洗濯機で洗う方法
・手で洗う方法
の2つの方法があります。
どのように洗っていくのか紹介していきます。
洗濯機で洗う場合
洗濯機で洗ってもいいのか疑問に思う方もいるかもしれませんが、マイクロファイバークロスは洗濯機でも洗うことができます。
マイクロファイバークロスは耐久性があるので、洗濯機で洗っても吸水力などが大きく落ちることがありません。
洗濯機で洗濯したからといってマイクロファイバークロスが硬くなってしまうこともないので、洗濯した後に車に使えないということもないので安心してください。
洗濯機で洗う場合は中性洗剤を使って洗濯ネットを使用しましょう。
漂白剤や蛍光剤が含まれる洗剤は色落ちしやすいので避けましょう。
また洗剤は粉末だとタオルに残ってしまうので、液体のほうが望ましいです。
手で洗う場合
手で洗う場合は弱い手洗いを行いましょう。
マイクロファイバークロスは熱に弱いので、30℃以上熱いお湯を使わないようにしましょう。
お風呂の残り湯で洗う方もいるかもしれませんが、人肌より少し冷たいぐらいの温度になるまで待ってから洗いましょう。
手洗いの場合も洗濯機の場合と同じで、漂白剤や蛍光剤が含まれていない中性洗剤を使用しましょう。
手洗いの場合はマイクロファイバークロスに洗剤が残らないようにしっかりとすすぎを行いましょう。
洗剤を使わなくても充分洗うことができます。
マイクロファイバークロスの乾かし方は?
マイクロファイバークロスは日陰で吊り干しを行いましょう。
マイクロファイバークロスは熱に弱いので極力日光が当たらない場所で干すことで性能を落とすことなく洗濯することができます。
直接日光が当たる場所で干していると繊維が溶けてしまう場合があります。
天気のいい日は外に干したくなるとは思いますが、その気持ちをぐっと抑えて屋内か屋根のある場所で干しましょう。
洗濯時に注意するポイント3選
マイクロファイバークロスを洗濯するうえで気を付けてほしいポイントが3つあります。
・柔軟剤は使わない
・乾燥機に入れない
・手洗いの場合はしっかり絞る
柔軟剤は使わない
柔軟剤には静電気を抑える効果があります。
もちろん服の場合は静電気が発生しないほうがいいのですが、マイクロファイバークロスの場合は静電気で汚れをかき取ってくれる性能があります。
そのため、静電気を抑えてしまうとマイクロファイバークロスの性能が落ちてしまいます。
ただ、メーカーによってはふわっとさせるためには柔軟剤はOKと公言している場合もあるので、メーカーが柔軟剤を推奨している場合は使いましょう。
メーカーが柔軟剤の使用を推奨していない場合は使用を控えましょう。
乾燥機に入れない
マイクロファイバークロスは熱に弱いです。
乾燥機は高熱で短時間で乾燥させるので、マイクロファイバークロスにはつらい環境となってしまいます。
乾燥機の温度はマイクロファイバークロスの繊維を溶かしてしまう原因となります。
繊維が溶けてしまうと、吸水力の低下などといったマイクロファイバークロスの本来の性能が失われてしまいます。
マイクロファイバークロスを長持ちさせるためにも、乾燥機に入れず、日陰で干すようにしましょう。
ちなみにマイクロファイバークロスは乾きやすいので日陰でも短時間で乾きます。
手洗いの場合はしっかり絞る
マイクロファイバークロスは吸水性に優れていますが、その分繊維の間に水分が残りやすいです。
繊維に残った水分をほったらかしにしておくと雑菌が繁殖して臭いを発生させてしまうことになります。
洗濯機の場合は脱水が行われるので、そこまで気にしなくてもいいかもしれませんが手洗いの場合はしっかりと絞るようにしましょう。
しっかり乾かしているのに生乾きの臭いがする場合は絞り足りていない可能性があります。
マイクロファイバークロスのメリットとは?
そもそもマイクロファイバークロスを洗車で使うメリットは何でしょうか。
メリットは
・汚れを絡めとる
・吸水力がある
・乾きやすい
といった3点になります。
詳しく説明していきたいと思います。
汚れを絡めとる性能が高い
マイクロファイバークロスは繊維が多く、エッジが効いているので、汚れを絡めとってくれます。
そのためカーシャンプーを使用していない場合でも水だけで汚れを落とすことができます。
車の窓などについている手垢などについても拭くだけで綺麗にすることができます。
カーシャンプーをわざわざ泡立てたくない時の洗車に便利です。
吸水性が高い
マイクロファイバークロスで多くの人が特徴だと思っていることは、吸水力ではないでしょうか。
マイクロファイバークロスは繊維に多くの隙間があります。
隙間が水分を吸い上げて、保持するため吸水性が高くなります。
洗車時でも車にマイクロファイバークロスをサッと置くだけで水分を吸い取ってくれるので、車を傷つけずに水分を拭き取ることができます。
乾きやすい
マイクロファイバークロスは速乾性に優れています。
そのため、大判タオルという大きいサイズになるとマイクロファイバークロス1枚で車1台を絞らずに拭き上げすることができます。
大きいマイクロファイバークロスになると洗濯終わりの乾燥が大変だと思いますが、乾燥は速いので乾かすのは楽です。
マイクロファイバークロスの選び方
洗車をするときにどのようにマイクロファイバーを選べばいいのか分からないですよね。
ここからは編集部で行ったアンケートの結果とともにマイクロファイバークロスの選び方を紹介していきます。
【調査概要】
調査方法:インターネットによるアンケート調査
調査期間:2023年5月17日(水)~2023年5月24日(水)
調査機関:株式会社クラウドワークス
調査対象:洗車時にマイクロファイバークロスを使ったことがある男女50名
①大きさで選ぶ
マイクロファイバークロスの大きさは沢山あります。
ハンドタオル程の大きさ~大判タオルまで様々です。
洗車を行うときにどのようなサイズのマイクロファイバークロスを選べばいいのか迷いますよね。
編集部で行ったアンケートではフェイスタオルの大きさを使用している人が約7割でした。
フェイスタオルは確かに洗いやすく絞りやすいですよね。
フェイスタオル程の大きさならボディも拭けますし、ボディのサイドミラーなどといった細かい部分も拭くことができますよね。
編集部で行ったアンケートでは拭き上げ以外にも「ワックスの塗りこみ」や「汚れを落とすために使う」という声もありました。
拭き上げ以外にも使う場合はフェイスタオルやハンドタオルの方が汎用性がありますね。
しかし、車1台分を拭き上げるには吸水力が少し物足りないような気もします。
1台しっかりとふきあげることができる方がいい場合は大判タオルがおすすめです。
用途や収納場所にあった大きさを選びましょう。
②吸水性の高さで選ぶ
アンケート内で「マイクロファイバークロスの用途は?」という問いに対して、67%の人が「車の拭き上げで使う」という結果がでました。
拭き上げに使うには吸水性が高いほうがいいですよね。
吸水性の高さはマイクロファイバークロスの厚さで決まります。
マイクロファイバークロス1枚でふきあげたい場合は厚手のマイクロファイバークロスを選ぶようにしましょう。
逆に手洗いなどで絞りやすいマイクロファイバークロスがいいという場合は薄手を選ぶという方法もあるかもしれません。
③素材の柔らかさに注意
アンケート内で「吸水力以外にマイクロファイバークロスで重要視するポイントは?」という問いに対して「車を傷つけない方がいい」という人が58%でした。
中には下記のようなコメントもありました。

確かに車が傷つかないと分かっていると、気持ち的にも楽に拭き上げができますよね。
マイクロファイバークロスは基本的に柔らかいですが、メーカーによっては車にとって硬い場合もあります。
洗車用のマイクロファイバークロスを買う場合は大体大丈夫だと思いますが、洗車用以外のマイクロファイバークロス(シンク用や掃除用など)は汚れをかき取る能力に重きをおいていて車を傷つけてしまう場合があるので気を付けましょう。
インターネットで洗車用以外のマイクロファイバークロスを買う場合は口コミなどをみて硬さを確かめましょう。
洗車以外でのマイクロファイバーの使い方
せっかくマイクロファイバークロスを買ったのなら、洗車以外でも使いたいですよね。
洗車で何回か使っていて生地が硬くなってしまい車には使えないけど他の場所なら使える場合もあるので、参考にしてみてください。
- 窓や鏡の手垢掃除
- フローリングの拭き掃除
- 蛇口やシンクの水垢落とし
- 家具や家電の手垢掃除
- 眼鏡拭き
- 食器の布巾
- トイレ掃除
上記のような使い道があります。
マイクロファイバークロスは汚れをかき取ってくれるので、手垢や水垢も特別な洗剤を入れなくても取ることができます。
眼鏡拭きとしても利用できます。
洗車時に使わなくなったマイクロファイバークロスも様々な使い道があるので、ぜひ掃除道具として利用してみてください。

まとめ
今回はマイクロファイバークロスの洗濯方法について紹介しました。
マイクロファイバークロスは洗濯機でも手洗いでも洗うことができます。
洗濯時には必ず漂白剤や蛍光剤の入った洗剤を使用しないようにしましょう。
柔軟剤の使用はメーカーの指示に従ってください。
マイクロファイバークロスは熱に弱いので、乾燥機の利用や直射日光での乾燥は避けましょう。
洗濯方法を守ってマイクロファイバークロスの性能を長持ちさせましょう。