冬の運転で怖いのが氷や雪が原因の交通事故です。
それらを防止するために欠かせないのがスタッドレスタイヤですが、各メーカーからたくさんのタイヤが販売されているので、どれを選べばいいのかわからないという人もいるでしょう。
そんな迷いを解消するために、今回はおすすめスタッドレスタイヤ10選を紹介しましょう。
スタッドレスタイヤの選び方|5つの性能をチェック
自分に合ったスタッドレスタイヤを選ぶのに必須なのは、性能を確認することです。購入の際にチェックするべきスタッドレスタイヤの5つの性能について、以下より解説しましょう。
氷上・雪上性能をチェックする
各メーカーが力を入れているのは、氷上や雪上での対応性です。近年タイヤ素材はさまざまなタイプが開発されており、タイヤの滑りの原因となる水膜を効率的に吸収する性能が向上しています。
また、ゴムの劣化・硬化を抑制する性能も、近年のスタッドレスタイヤの特徴です。これらの高性能な機能を搭載したスタッドレスタイヤにより、冬季に発生しやすい凍った道路のスリップ事故を防止することができるのです。
選ぶときは、タイヤのスリップとそれに伴う交通事故を防止する氷上・雪上性能をチェックする必要があります。ハイスペックなタイヤほど値段は高くなるので、求める性能のレベル、予算の都合などを配慮する必要があります。

寿命・耐摩耗性能をチェックする
近年のスタッドレスタイヤは素材の飛躍的向上により、品質の寿命は3年ほどあります。この3年をひとつの基準として選ぶようにしましょう。
メーカーによっては使用可能期間が4年という優れたスタッドレスタイヤもあります。タイヤの摩耗期間はメーカーによって異なるので、タイヤ購入時には耐摩耗性能を確認しておきましょう。

ドライ&ウェット性能をチェックする
道路が凍りつきやすい、雪が積もりやすい冬季にあまり車の運転をしない人は、スタッドレスタイヤにこだわる必要はないかもしれません。
スタッドレスタイヤは通常のタイヤよりやわらかいのでドライな道路や雨天時のウェットな路面は向いていないのです。車の運においてドライ&ウェットを重要視する場合は、これらの性能が高いタイヤを選ぶ必要があります。
燃費性能をチェックする
スタッドレスタイヤはゴムが柔らかいため、路面との接触が大きくなり結果走行時の抵抗がかるため、通常のタイヤより燃費が悪くなる傾向があります。燃費の良さにこだわりたい人は、低燃費性能を確認しましょう。
タイヤ協会が規定したラベリング制度によると「抵抗係数がA以上、ウェットグリップ性能がD以上のものが低燃費タイヤ」となっています。
お得に買えるホイールセットがおすすめ
スタッドレスタイヤは単体で買うと、タイヤの付け替え作業を行う必要があるので手間がかかります。タイヤ交換が苦手な人におすすめなのがホイールセットの購入です。これならホイールの脱着だけでタイヤ交換が可能になるので、手間もそれほどかかりません。
そして、タイヤ交換におけるもうひとつの便利な方法は、タイヤ交換サービス【TIREHOOD】の利用です。タイヤ選びから注文、タイヤ交換の依頼まで、スマホ一つですべて予約できます。
スタッドレスタイヤおすすめ人気10選
当ページで厳選したおすすめスタッドレスタイヤ10タイプを紹介します。自分の用途に合ったタイヤを見つけてください。
ブリヂストンブリザック VRX
ブリザックVRX2は、水膜除去性能があるアクティブ発泡ゴム、路面をしっかりと捉える構造・マルチグルーブ、安定性と応答性を兼ね備えた非対称サイド形状など、さまざまなスペックを採用しています。
さらにドライ&ウェットコンディションにも対応、燃費にも優しいというすべての性能が集結している、ハイスペックなタイヤです。
ブリヂストン ブリザックVRX2
ブリザックのさらに上をいくタイヤがブリヂストン ブリザックVRX2です。グリップ力の高いアクティブ発泡ゴム2」の採用、雪・氷をしっかりと捉えるグリップ力により、氷上・雪上でも安心してガンガン飛ばせます。摩耗を減少させるロングライフ性能が採用されているのも特徴です。
日本グッドイヤーICE NAVI 6
日本グッドイヤーのICE NAVIシリーズは、スタッドレスタイヤとして高い評価を得ているシリーズですが、 カップリング剤「アクアフィラー」初搭載したモデルが、この6です。6以前のシリーズでは氷をひっかく素材「パワフルグラス」を採用していましたが、この6では氷上性能だけでなくライフも大幅な向上を見せているのが特徴です。
ダンロップWINTER MAXX SV01
商用車用タイヤとして安定した操縦性を誇るのが、ダンロップWINTER MAXX SV01です。その安定性の秘密は、2つのコアテクノロジーの融合です。MAXXシャープエッジ、ナノフィットゴムが氷上、雪上の走行において抜群の安定性をみせます。それでいてドライ、ウェットにも強く慣らし走行も気軽に行うことが可能です。
ヨコハマタイヤ アイスガード6 iG60
車体サイドは氷上走行に強く外サイドは雪上走行性が高いのが、ヨコハマタイヤのアイスガード6 iG60です。ふたつの性能を非対称の位置に設置しているため、臨機応変な対応ができるタイヤといえるでしょう。スリップする確率を低くする吸水効果、密着効果も抜群で、氷や雪をひっかくエッジ効果も際立っています。グリップ力が強いもの特徴です。
ミシュラン X-ICE 3+
ひとつの性能だけに特化するのではなく、トータル・パフォーマンスを重視して製品開発を行うミシュランが販売しているのが、X-ICE3+です。トータルの性能はハイスペックながらも、従来のシリーズよりさらにアイスバーンへの耐性が強化されているのが、このタイヤの特徴です。
もちろん雪路への耐久性も強く、それでいてドライ時には摩耗度を下げる安定性などもあるため、トータルで高い性能を求めている人におすすめといえます。
日本グッドイヤーICE NAVI 7
先ほど紹介したICE NAVI 6のハイスペックを受け継ぎつつ、氷上・雪上でのブレーキやコーナリング性能をさらに向上させたのが、ICE NAVI 7です。ドライ・ウェット道路に対しても直進安定性が優れているため、あらゆる状況において安心して運転できます。柔軟性が高い素材を採用しているため、グリップ力も抜群です。
ブリヂストンスタッドレスタイヤ W300
ブリヂストンの軽商用車スタッドレスタイヤW300は、スズキ・エブリィや日産クリッパーなどの人気車種にぴったりなタイヤです。ブリヂストンの製品にしては低価格で購入しやすいという声も多いので、自営業で車の運転が必須な人におすすめといえます。
トーヨータイヤ OBSERVE(オブザーブ)GIZ2
トーヨータイヤの最新技術が結集したスタッドレスタイヤが、トーヨータイヤ OBSERVE GIZ2です。他のシリーズよりウェット性能が向上したため真冬でも安定感抜群となっています。タイヤの摩擦力低下を抑制する機能もあり長持ちするため、数年は安心して利用できるでしょう。
ミシュラン X-ICE XI3
ミシュラン X-ICEシリーズの第3世代として、アイス性能の向上をさらに目指したのが、ミシュラン X-ICE XI3です。耐久性や燃費の良さなど、日本のカーマニアの高い要望にしっかりと答えられる高性能のスタッドレスタイヤといえるでしょう。
スタッドレスタイヤおすすめ商品の価格比較表
今回取り上げた、おすすめスタッドレスタイヤの価格を、以下の表にまとめてみました。購入時の参考にしてください。
ブリヂストンブリザック VRX |
4,680円 (税込) |
ブリヂストン ブリザック VRX2 |
11,451円 |
日本グッドイヤー ICE NAVI 6 |
6,220円 (税込) |
ダンロップ WINTER MAXX SV01 |
3,100円 (税込) |
ヨコハマタイヤ アイスガード6 iG60 |
12,250円(税込) |
ミシュラン X-ICE 3+ |
15,670円 |
日本グッドイヤー ICE NAVI 7 |
4,200円 (税込) |
ブリヂストン スタッドレスタイヤ W300 |
3,550円 (税込) |
トーヨータイヤ OBSERVE(オブザーブ)GIZ2 |
6,930円 |
ミシュラン X-ICE XI3 |
6,820円 |
まとめ
冬場でも頻繁に車に乗る方はスタッドレスタイヤの購入を怠ると、接触事故を招く可能性もあります。
今回の記事を参考に、ぜひ自分にぴったりのスタッドレスタイヤを購入してください。