「愛車をキレイに保ちたいからシートカバーを買おうかな」
「取り付けが大変だと聞くけど、実際どうなんだろう?」
そのような疑問に答える記事です。
この記事では、シートカバーを取り付けるメリットやデメリットを解説します。
また、記事後半ではシートカバーの取り付け費用の目安やシートカバーを選ぶポイントもご紹介します。
シートカバーの取り付けを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
シートカバーを取り付けるメリットは?
まず、シートカバーを取り付けるメリットを5つお伝えします。
シートを綺麗に保つ以外にも様々なメリットがあるので、チェックしてみてください。
①汚れがついてもお手入れしやすい
シートカバーを取り付けるメリットとして真っ先に出てくるのが、シートを汚れから守ることです。
軽自動車の場合、布製のシートが取り付けられていることが多く、一度汚れがつくと落としにくいことが多いです。
特に、小さな子どもがいる場合、ジュースやお菓子の食べかすなどでシートを汚してしまうケースが多く、お手入れに手間がかかってしまいます。
しかし、シートカバーを取り付ければ、飲み物などをこぼしてしまってもシートが汚れることはありません。
また、撥水性に優れた革製のシートカバーは拭きやすく、シートカバーのお手入れも簡単です。
シートを綺麗に保ちたい方や車内のお手入れを楽にしたい方には、シートカバーの検討をおすすめします。
②雨の日でもシートが濡れるのを防ぐ
シートカバーを取り付ける2つ目のメリットは、シートが濡れるのを防げる点です。
シートカバーを取り付けていると、雨の日でもシートが濡れるのを気にせず乗り降りすることができます。
また、サーフィンやスキーなどで車を利用する人たちにも、シートカバーは強い味方です。
雨や雪の多い地域に住んでいる場合や、アウトドアで車を使う場合は、シートカバーを取り付けることで車を綺麗に保つことができます。
③売却時の査定額が高くなる
シートカバーを取り付ける3つ目のメリットは、売却時の査定額が高くなる可能性があることです。
車のシートの汚れがひどい場合は、査定金額が大きく下がってしまうことがあります。
査定額を下げる可能性のある汚れとしては、タバコの焦げ跡や、飲食物によるシミなどが挙げられます。
シートカバーを取り付けることで、こういった目立った汚れやシミがつくのを避けられるので、将来的に車を売ろうと考えている場合は、シートカバーを取り付けて車の価値を保つと良いでしょう。
④ファン付きタイプは暑さ対策になる
シートカバーを取り付ける4つ目のメリットは、暑さ対策です。
シートカバーの中には、ファンが内蔵されているものがあります。
シートカバー内部の送風機やファンから空気が送り込まれ、エアコンでは冷やしにくいシートの温度を下げることができます。
夏場の車内の暑さ対策アイテムとして、ファン付きのシートカバーを検討してみてはいかがでしょうか?
⑤車内の雰囲気を変えられる
シートカバーを取り付ける5つ目のメリットは、車内の雰囲気を変えることができる点です。
同じ車に長く乗り続けていると、ちょっと車内の雰囲気を変えてみたいと感じることもあると思います。
雑貨やカーグッズを置くのも一つですが、目に止まりやすいシートの雰囲気が変わるとドライブがより楽しめるでしょう。
カー用品店やネットショップでは、様々なデザインのシートカバーが販売されています。
車内の雰囲気を変えて日常のカーライフを楽しみたいという方は、シートカバーを購入するのも良いかもしれません。
シートカバーを取り付ける3つのデメリット
ここまで、シートカバーを取り付けるメリットをお伝えしてきました。
さまざまな機能を持つシートカバーですが、場合によってはデメリットに感じることもあります。
ここからは、実際にシートカバーを取り付けた方の声を参考に、シートカバーのデメリットをご紹介します。
①取り付けが大変な商品もある
まず、シートカバーのデメリットとして、取り付けが大変であることが挙げられます。
「シートカバー=取り付けが大変」というイメージを多くの方が持っており、実際以下のような投稿も見受けられます。
車のシートカバー取り付け完了✨
ヽ(^○^)ノカーショップ等で取り付け依頼すると工賃2万以上掛かるようなので、泣く泣く自分でやりました(^q^)
なんだかんだで終わるまで5時間以上掛かりました( ;∀;)
ただシートに被せるだけじゃなく、座席外したりと色々面倒でした?#車 #シートカバー pic.twitter.com/vpzm6XBeyx— しゃかもち 猫魔族に転生しました(^q^) (@shaka_takubon) May 8, 2019
お疲れ様です( ›´ω`‹ )
ブルトレカップ2戦目
【 敗 北 】ちらっと
シーバス出ていた?私は当たりなし?
車のシートカバー
取り付け5時間からの釣行?↑釣りする前に
アホなことしていたwそのため
2時間で右肩終了?8時間粘って
ルアー2個ロスト?心折れました…?
— ☆YUKARI☆ (@YUKARI20220420) November 3, 2022
上記のように、取り付けに数時間かかるケースもありますが、最近のシートカバーは「取り付け簡単」をウリにしている商品も多いです。
実際、以下のように「簡単に取り付けることができた」という声も多くあります。
「取り付けも簡単で見た目も使い勝手も良い感じです。」
「簡単に装着できシート生地の汚れ防止に最適です。農作業に使う軽トラ用(リクライニング可能なシート用)に購入しましたが、2トントラックシートにも装着可能みたいなので再度購入しようと考えてます。」
できるだけ費用を抑えたいなら取り付けが簡単なシートカバーを選び、自分で取り付けるのがおすすめです。もし自分で取り付けるのが面倒な場合は、業者にお願いするのが良いでしょう。
シートカバーの取り付けを業者に依頼した時の費用については、後ほど詳しくご紹介します。
②使っているうちにずれてしまう場合がある
シートカバーの2つ目のデメリットは、使っているうちにずれる可能性があることです。
ズレ防止のテープが付いていない場合や、伸びやすい素材のシートカバーを使った場合に多く発生します。
こちらも実際にシートカバーを購入した方のレビューをご紹介します。
「ヘッドの部分から被せるのだが、固定するテープ等が一切ついていないため、乗り降りしているうちに座る部分がズレる。」
「エプロン状の約束背もたれに掛けるタイプの為、座る部分がすぐにズレる。価格を考えれば仕方ない」
上記のようなケースもありますが、ずれることなく使い続けられるシートカバーもたくさんあります。
③素材によって気温や天候の影響を受けやすい
シートカバーの3つ目のデメリットは、素材によって気温や気候の影響を受けやすいことです。
シートカバーは使われている素材によって、革製と布製の2種類に分けることができます。
それぞれの素材と気温や気候の影響に関するメリット・デメリットを以下の表にまとめてみました。
革製のシートカバー | 布製のシートカバー | |
メリット | 肌ざわりが変わりにくい | 表面温度が変わりにくい |
デメリット | 表面温度が変わりやすい | ホコリが溜まりやすい |
上記の表で示すように、革製のシートカバーは夏場は表面温度が高くなり、冬場は表面温度が低くなるデメリットがあります。
一方で、布製のシートカバーはホコリが溜まりやすいデメリットがあり、素材ごとに気温や気候に影響を受けるポイントが異なります。
表面温度が変わりやすい革製のシートカバーを取り付ける場合は、クールシートやシートヒーターを使い、ホコリが溜まりやすい布製のシートカバーはこまめに洗濯するなどして、それぞれのデメリットをカバーするようにしましょう。
▼MIFO クールシート
シートカバーの取り付け費用と所要時間の目安は?
前段ではシートカバーのメリット・デメリットをお伝えしましたが、多くの方が取り付けに不安を感じているのではないかと思います。
自分で取り付けて費用を抑えたいと考えている人は、先ほどご紹介したような被せるだけで簡単に取り付けられる商品を選ぶと良いでしょう。
もし、取り付けが難しいタイプを選ぶ場合や、自分で取り付けるのが面倒な場合は、シートカバーの取り付けを業者に頼むのも良いでしょう。
そこで、ここからは以下の業者でシートカバーの取り付けを依頼した時の費用と所要時間の目安をご紹介します。
・オートバックス
・ディーラー
・取り付け専門店
シートカバーの取り付けを業者に依頼しようと考えている方は、参考にしてみてください。
【オートバックス】シートカバーの取り付け費用と所要時間
まずは、オートバックスにシートカバーの取り付けを依頼した時の費用と所要時間の目安をご紹介します。
オートバックスでシートカバーの取り付けを頼むと、安くても1万円ほどかかります。
車種や取り付け箇所によって値段が異なり、取り付けにかかる時間は90分ほどです。
【ディーラー】シートカバーの取り付け費用と所要時間
続いて、ディーラーにシートカバーの取り付けを依頼した時の費用と所要時間の目安をご紹介します。
ディーラーでシートカバーの取り付けを頼むと、2〜5万円程かかることが多いです。
ただし、メーカー純正のシートカバーであれば安くなったり、ディーラーの繁忙期である12月や3月は費用が高くなったり、お店や状況によってさまざまです。
なお、取り付けには早くても2時間ほどかかるので事前の確認が必要です。
【取り付け専門店】シートカバーの取り付け費用と所要時間
最後に、取り付け専門店にシートカバーの取り付けを依頼した時の費用と所要時間の目安をご紹介します。
地域単位にはなりますが、シートカバーの取り付けサービスを専門にしている業者があります。
カー用品店やディーラーとは違い、シートカバーの取り付けを専門にしているので、シートカバー選びのサポートや、出張取り付けサービスに対応している場合もあります。
専門店でのシートカバーの取り付け費用の相場は2〜6万円ほどで、車のサイズが大きくなるほど費用が高くなる傾向があります。
ここまでご紹介したように、シートカバーの取り付けを業者に依頼した場合、取り付け完了までに1時間以上かかることが多いです。
待っている間は、店内の商品やクルマ雑誌を見て車に関する情報収集をするのがおすすめです。
シートカバーを選ぶ重要な3つのポイント
ここまで、シートカバーの取り付けを業者に依頼した時の費用と所要時間の目安をご紹介しました。
続いて、シートカバーを選ぶ3つのポイントをお伝えします。
シートカバーの購入を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
①シートカバーの取り付け方法を確認する
まずは、シートカバーの取り付け方法を確認しましょう。
自分で取り付けようと考えている方は、簡単に装着できるタイプのシートカバーがおすすめです。
上記の商品のように、被せるだけで取り付けられるシートカバーは特に人気が高いです。
また、使われている素材によっても取り付けやすさに違いがあります。
伸びにくい特徴がある革製のシートカバーは取り付けが難しく、反対に伸びやすい布製のシートカバーは取り付けやすい傾向にあります。
②車のサイズに合ったシートカバーを選ぶ
続いて、シートカバーを買う時は愛車のサイズに合ったものを選びましょう。
シートカバーのサイズは、車種専用タイプと汎用タイプの2種類があります。
車種専用タイプのシートカバーは、対象の車種にピッタリのサイズで作られているので、ズレにくく隙間などが生じにくいのが最大のメリットです。
しかし、車種専用タイプのシートカバーは比較的価格が高い傾向にあるのと、ピッタリのサイズに作られるため取り付けに時間がかかるデメリットがあります。
一方で、汎用タイプはどの車種にも取り付けられるのがメリットですが、サイズが合わずズレが起こりやすい特徴もあります。
シートカバーを購入する時は、カバーを取り付けるシートとシートカバーの両方のサイズを確認するようにしましょう。
商品情報やレビューに対応車種が記載されている場合もあるので、事前にチェックして自分の愛車のサイズに合ったものを選ぶようにしましょう。
③お手入れしやすいシートカバーを選ぶ
続いて、シートカバーを選ぶ時はお手入れしやすいものを選びましょう。
先ほどもお伝えしましたが、シートカバーは使われている素材で革製と布製の2種類に分けられます。
それぞれの素材のメリットやデメリットは以下の通りです。
革製のシートカバー | 布製のシートカバー | |
メリット | 拭き取りがしやすい | 丸洗いできる |
デメリット | 劣化しやすい | シミになりやすい |
上記の表で示しているように、革製のシートカバーは撥水性に優れており、水気や汚れをはじくので飲み物や食べかすなどが落ちても拭き取りしやすいのが特徴です。
一方で、布製のシートカバーは革製に比べ撥水性は劣りますが、丸洗いできるメリットがあります。
まとめ
シートカバーは元のシートを汚れから守ったり、車内のお手入れが楽になるなどのメリットがある便利なカーアイテムです。
一方で、商品によっては取り付けが大変だったり、使っているうちにずれてしまったりすることもあります。
シートカバーを購入する時は、シートカバーを取り付けるメリット・デメリットを確認した上で、自分の車や用途に合ったものを選ぶのが大切です。
この記事を読んでいただいた方のカーライフが、少しでも充実すれば幸いです。