「マーカーランプを交換したいけど、どれも同じに見えて選べない!」
「いろんな種類があるけど、規定とかはあるの?」
そんな疑問に答える記事です。
本記事では、マーカーランプの中でもおすすめ商品6選と、車検時の規定についても解説していきます。機能性の良いマーカーランプを使用して、夜間も安全に運転しましょう。
マーカーランプとは?
マーカーランプとは、トラックなどの大型車両に取り付けるランプのことです。大型車両だと車体がとても長いため、周囲にトラックが走行していることをアピールしなくてはなりません。
役割としては以下の2点になっています。
他車との接触を防ぐ
昼間のマーカーランプは必要ありませんが、夜間になるとトラックがどの程度の大きさなのか他車から把握できなくなってしまいます。万が一接触事故を起こした場合、一般車両よりもかなり被害が大きくなってしまいます。
周囲にトラックの存在を知らせるためにも、前後・側面にマーカーランプを付ける必要があります。
ドレスアップできる
事故を防止するための機能性を重視したものもありますが、ファッション用としてデコレーションに使われることもあります。ランプカバーの形や色の種類が豊富にあるため、自由にカスタマイズして好みのものを使用することもできます。
義務的に付けるだけではなく、見た目にこだわることができる部品となっています。
車検前に役立つマーカーランプの選び方4つ

前述の通り、マーカーランプは「機能性」や「デザイン性」から選ぶことができる商品となっており、様々な商品の中から選ぶ必要があります。しかし、選び方によってはこだわって購入しても車検に通らず、買いなおしが必要になってしまうこともあります。
今回は、車検の際に指摘されないようなマーカーランプの選び方の4つのポイントについて解説していきます。
規定に沿った設置場所や個数を確認する
●長さ6mを超えるトラック
他車に対してサイズを示す必要があるため、マーカーランプの装着が必須になります。
設置する場所については以下のグラフをご覧ください。
設置する間隔 | 3mごとに1つ設置する |
設置場所(前) | 最前のランプは先端部分から3m以内 |
設置場所(横) | 隣接するものの距離は3m以内 |
設置場所(後) | 最後のランプは後端から1m以内 |
設置する高さ | 地上から0.25~1.5m以下の高さ |
設置する色 | 橙 あるいは 黄色 |
エンジンをかけると点滅したり、消えてしまったりすることがあります。マーカーランプが問題なく光っているか確認しておくようにしましょう。
●長さ6m以下のトラック
マーカーランプを付けなくても車検はクリアできます。
任意ではありますが、6m以下でも安全のため装着することを推奨します。もし取り付ける場合は、黄色に限られているためご注意ください。
車検で指摘されない色を選ぶ
マーカーランプの色は、基本的に「橙色」か「黄色」にするよう保安基準で定められています。
赤や青のランプの販売はされていますが、これらは車検の際に指摘対象となってしまいます。よほどの理由がない限りは、橙色のものを選ぶことをおすすめします。
どうしても他の色を使用したい場合は、場所を選んで変えるようにしましょう。前方や後方のランプだと、色の規制が緩くなっています。
明るくて長時間使用できるLED商品を選ぶ
トラックの存在を示すために、150m離れた場所からでも確認できる明るさが必要です。他の交通を妨げない程度の明るさのものを選びましょう。
また、省エネで長持ちするLEDの商品を選ぶことがおすすめです。長時間の運転の間にマーカーランプが切れてしまうことの無いよう、できるだけ消耗効率の良いものがおすすめできます。
防水性に優れた商品を選ぶ
防水処理されていないものだと、雨が降った時に故障してしまうこともあります。マーカーランプはトラックの外に取り付けるものなので、防水性に優れた商品を選ぶことをおすすめします。
マーカーランプおすすめ商品6選
以下では、LEDを使用したマーカーランプのおすすめ商品をご紹介します。
①TENTEN LEDサイドマーカー
ダイヤモンドカットレンズが使用されているため、見た目が華やかで光沢があります。
防水加工もされているため、素人でも簡単に使用することができます。
価格 | 3,290円 |
防水加工 | あり |
個数 | 10個セット |
バルブ種類 | LED |
カラー | 5色(赤・黄・青・白・緑) |
②Cartist LED サイドマーカーランプ
8面のダイヤモンドカットレンズが使用されており、高精度ではっきりと見える商品です。メッキリングが使用され、強い日差しによるい劣化や耐久性についても研究されたおすすめ商品です。
価格 | 3,080円 |
防水加工 | あり |
個数 | 2個セット |
バルブ種類 | LED |
カラー | 7色(赤・橙・黄・青・白・緑・ピンク) |
③Customize トラック用マーカーランプ
クリスタル風レンズが目を引くサイドマーカーになっており、デザイン性が高い商品です。配線部分は防水処理されており、消費電力も少なく明るいレンズになっています。
価格 | 3,800円 |
防水加工 | あり |
個数 | 10個セット |
バルブ種類 | LED |
カラー | 8色(赤・橙・黄・青・白・緑・紫・ピンク) |
④ADVANTAGE サイド バス マーカーライトランプ
防水加工は去れていないため自分でしなくてはなりませんが、明るくて色が綺麗なのが特徴です。価格的にも購入しやすい金額になっています。
価格 | 3,790円 |
防水加工 | なし |
個数 | 10個セット |
バルブ種類 | LED |
カラー | 5色(赤・黄・青・白・緑) |
⑤アドヴァンスジャパン サイドマーカー ランプ
ゴムリングからメッキカバーに変更され、劣化や耐久性に強い商品となっています。防水加工もされ、明るさも十分にあります。色も豊富なので、好みのデザインを選ぶことができます。
価格 | 9,180円 |
防水加工 | あり |
個数 | 10個セット |
バルブ種類 | LED |
カラー | 8色(赤・橙・黄・青・白・緑・紫・ピンク) |
⑥REPTICO LED サイドマーカーランプ
迫力満点の発光で、トラックの外観を明るく照らします。高品質LEDランプビーズを使用しており、消費電力は少なく済みます。防水加工もされており、機能性に優れた商品です。
価格 | 6,080円 |
防水加工 | あり |
個数 | 4個セット(2個セット有) |
バルブ種類 | LED |
カラー | 7色(橙・黄・青・白・緑・紫・ピンク) |
大型トラックやバスならフラットマーカーランプがおすすめ
ここまではおすすめのLEDマーカーランプについて紹介してきましたが、2トン以上のトラックやバスに使用するなら、「フラットマーカーランプ」がおすすめです。
パーマンのフラットマーカーランプであれば、厚みを抑えたフラットタイプで、明るさを2段階で切り替えることができます。
防水加工されており、カラーバリエーションは6色(赤・黄・橙・緑・青・白)あります。
気になる方はぜひチェックしてみてください!
まとめ
今回は、LEDマーカーランプのおすすめ商品や車検での規定について、紹介してきました。
マーカーランプは、接触事故防止のための義務的な要素だけでなく、デザイン性についてもこだわることができる部品です。夜間、安全に走行するために欠かせないアイテムとなっております。
新たに購入される方、交換を考えている方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください!