「ドライブレコーダーを付けたいけど後付けできる?」
「ドライブレコーダーの取り付けは自分でできる?」
このような疑問に答える記事です。
ドライブレコーダーは交通事故の法的責任を決めるためにも証拠として重要ですよね。
車を購入したけどドライブレコーダーを付けていないなんて人もいるのではないのでしょうか?
今回はドライブレコーダーを後付けする方法や業者に頼んだ場合の工賃を紹介していきます。
ドライブレコーダーを取り付けようと思っている場合は参考にしてみてください。
ドライブレコーダーは後付けできる?
ドライブレコーダーは後付けすることができます。
一般的に納車時からついている車のメーカーと同じメーカーのドライブレコーダーを純正品といい、
車のメーカーと違うメーカーのドライブレコーダーを社外品といいます。
純正品と社外品の違いは以下の通りになります。
純正品・・・保証が長く安心。デザインも車と統一できる
社外品・・・純正品と比べて費用が安い。種類が豊富
純正品は値段が高いものの保証が長い傾向にあります。
社外品の場合は純正品と比べて圧倒的に安いのが特徴といえます。
メーカーも多いので種類も沢山あります。
ちなみに社外品はカー用品店でも購入することができますが、Amazonや楽天、Yahoo!でも気軽に購入することができます。
社外品のドライブレコーダーって大丈夫?
社外品と聞いて不安な方もいるのではないでしょうか?
社外品のドライブレコーダーはドライブレコーダー専門の製造メーカーが開発し作っているので、高性能かつ低価格な商品が多いです。
また、ドライブレコーダーにも駐車場監視機能や360度カメラなど様々な機能があります。
その機能をドライバーが自由に選んで取り付けることができるため、必要だと思う性能を選ぶことができます。
ただ、取り付けを業者に頼む場合には本体価格と業者の取付工賃がかかるので、一概に安いといえないところがデメリットでしょう。
ドライブレコーダーを付けるメリット
ドライブレコーダーを付ける最大のメリットは、事故の証拠になるという点です。
あおり運転の抑止力にもなりますし、駐車場監視機能がついている商品であれば、車上荒らしや駐車中のいたずらの証拠をとることができます。
何かあった時のためにもドライブレコーダーがついていると安心ですよね。
ドライブレコーダーを後付けできる場所と工賃は?
ドライブレコーダーを後付けするできる業者は
・カーディーラー
・カー用品店
・整備工場
・出張取付サービス
になります。
それぞれどんな特徴があるのでしょうか。
それぞれの業者の工賃
まず、業者には取り付け作業の工賃が業者かかります。
工賃は下記のようになります。
業者 | 工賃(相場) |
カーディラー | 10,000円程 |
カー用品店 | 3,000円~ |
整備工場 | 8,000円程 |
出張取り付けサービス | 8,000円程 |
カーディーラー
こんな人におすすめ!
☑純正品を付けたい人
☑手厚い保証が欲しい人
ディラーはなんといっても接客が丁寧で、保証も厚いです。
保証は3年程となっており、もし壊れても保証が効くことがあります。
デメリットとしては純正品のみの交換になるので費用がかさむのと、商品の幅が狭まってしまいます。
カーディーラーに頼んだ場合は取付工賃は1万ですみますが、ドライブレコーダー本体の値段が4万円以上してしまいます。
そのため、本体と取付工賃を合わせた値段が高いモデルだと10万円近くにもなってしまうことがあります。
ホンダ→ホンダ公式ホームページ
日産やトヨタは県ごとにホームページが分かれているので、ぜひお住いの県の名前を入れて検索してみてください。
カー用品店
こんな人におすすめ!
☑整備士と相談しながら買いたい
☑いろんな種類のドライブレコーダーを見たい
カー用品店はオートバックスやイエローハットなどといったところが挙げられます。
カー用品店は全国どこにでもあるので、誰でも行きやすいというところがメリットです。
カー用品店なので、もちろんドライブレコーダーの種類が豊富なので、その場で買って取り付けてもらうことも可能です。
カー用品店でドライブレコーダーを買って取り付けてもらう場合セット価格で安くなる場合もあります。
持ち込みもできるので、事前に買っている場合でも対応してくれる店舗もあります。
デメリットとしては、店舗によって整備士の技術に差があったり、取り付けを実施していない店舗もあります。
また、持ち込みだと取付工賃が高くなる可能性もあるので、事前に店舗に確認しましょう。
来店予約をしておくと待ち時間なく取り付けしてもらえる可能性もあるので、予約していくことをおすすめします。
オートバックス取り付け申し込み→オートバックス予約フォーム
イエローハット取り付け申し込み→イエローハット予約フォーム
整備工場
こんな人におすすめ!
☑沢山相談したい
☑持ち込みをしたい
整備工場のメリットは個人で経営している工場も多いので、融通が効きやすいというところです。
持ち込みにも対応してくれたり、交渉次第では少し安くなったりする可能性もあります。
デメリットとしては店舗が見つけづらいところです。
目立つ看板がなかったり、ホームページもない場合があります。
整備工場を全国の整備工場を検索できるサイトもあるので、どこに整備工場があるか分からない場合は活用してみてください。
整備工場検索はこちら→グーネット
出張取付サービス
こんな人におすすめ!
☑店舗に持っていく時間がない
☑比較的安く取り付けてもらいたい
出張取り付けサービスは名前の通り整備士が自宅まで来てくれてドライブレコーダーを取り付けてくれます。
メリットはドライブレコーダーを取り付けるために店舗に行く必要がなく、ドライブレコーダーの持ち込みができるところが多いという点です。
デメリットとしては、サービスを探すのが大変だということです。
出張サービスを自分の地域でやっているか分からない方も多くいるのではないでしょうか。
そのような時は出張サービスをしている業者を見つけてくれるサイトがあるので参考にしてみてください。
出張取り付けサービスの検索はこちら→セイビー
車によっては工賃が高くなる場合もある
車によっては作業工賃が高くなってしまう可能性があります
・輸入車
・大型車(ハイエースなど)
・特殊車両(キャンピングカーなど)
・生産が終了している車種
上記のような特殊な車種や大型車種は取付工賃が高くなってしまう可能性があります。
作業してもらう前に見積もりをお願いしましょう。
ドライブレコーダーは自分で後付けできる?
ドライブレコーダーは自分で取付することができます。
自分で取り付けを行うと、ドライブレコーダー本体の価格のみでいいので安くすみます。
これから自分で取り付ける方法と注意点を紹介していきます。
自分で後付けする方法
【準備するもの】
・ドライブレコーダー本体
・タオル1枚
・養生テープ
・アルコールスプレー
アルコールスプレーはあればで構いません。
養生テープはなくても作業することができますが、あった方が作業しやすいです。
作業を始める前に本体についている説明書をよく読みましょう。
今回はシガーソケットから電源を取るタイプのドライブレコーダーの取付説明になります。
①車のシガーソケットの電源を探し、ドライブレコーダーのシガーソケットを差し込む
②本体とシガーソケット差し込んだ線を繋ぎ、電源が付くか確認する
(この時、エンジンはかけなくても良い)
③ドライブレコーダーを取り付ける位置が決まったら、テープで取付位置が分かるようにしましょう
④配線を通すためにグローブボックスを取り外します。
このときグローブボックスの枠を内側に引っ張りながら引っこ抜くと簡単に取れます。
⑤Aピラーを取り外す。
⑥配線を通して、テープで仮止めした位置にドライブレコーダーを取り付けます。
⑦長さが余った配線はテープなどで束ねてグローブボックスの奥に入れておきましょう。
⑧逆の手順で戻していきます。
⑨最後に電源が付くか確認しましょう。
作業時間は30分程になります。
自分で後付けするときの注意点
取り付けの注意点ですが、フロントガラスは上部20%以上以外の場所に設置してはいけないことが保安基準で決まっています。
参照:道路運送車両の保安基準
そのため、ドライブレコーダーはフロントガラスの上部につけるよう意識しましょう。
フロントガラスの上部には車検ステッカーやETCが付いているので、かぶらないようにドライブレコーダーを付けましょう。
ドライブレコーダーを後付けを安くする方法4選
ドライブレコーダーを安く後付けする方法を紹介していきます。
①自分で取り付ける
自分で取り付けると工賃がいらないので、本体価格のみで安く取り付けられますよね。
自分で取り付けると作業時間がかかってしまうので、時間がない人は業者に頼んだ方がいいかもしれません。
また、車によっては取り付けが難しい場合があります。
取り付けが難しい場合は業者に頼みましょう。
自分で取り付ける場合は上の作業手順などを参考にしてみてくださいね。
②ドライブレコーダーを持ち込む
ドライブレコーダーを持ち込むと安くなる場合があります。
しかし業者によっては持ち込みした方が高くなってしまう場合もあるので、事前に持ち込みの場合の作業工賃などを相談しておくといいでしょう。
整備工場や出張取り付けサービスの場合はドライブレコーダーを持ち込んだ方が安く済む可能性が高いです。
持ち込む場合は必ず事前に確認をしましょう。
③繁忙期の年末年始・GWを避ける
繁忙期は作業工賃が高くなる可能性が高いです。
繁忙期は年末年始の近くやGWの時期になります。
繁忙期になるとあらゆる取り付けや修理作業の依頼が入っており、業者が忙しくなる時になります。
業者によっては1.5倍にも作業工賃が膨らむ可能性があります。
ドライブレコーダーの取り付けが急でない場合には、繁忙期を避けて取り付け依頼を行う方が安くなる可能性があります。
④複数の業者から見積もりをとる
ドライブレコーダーの取り付け工賃は業者や店舗によって異なります。
複数の業者から見積もりをとって予算にあった業者を選びましょう。
その時に価格のみではなく、作業時間やサービス内容も確認してみましょう。
価格以外にも比較することで、業者を決めやすくなります。
ぜひ、複数の業者を見積もって自分にあった業者を見つけてくださいね。
後付けできるおすすめドライブレコーダー5選
後付けできるドライブレコーダーでおすすめの商品を紹介していきます。
事前に買っておきたい人は参考にしてみてください。
Joyhouse「ドライブレコーダー 前後2カメラ」
衝撃に合わせた録画や、緊急録画などといった安心機能がついています。
SONY製のセンサーがついており、昼でも夜でもキレイに映像を撮ることができます。
小さなモニターなので、運転の邪魔をしません。
こんな人におすすめ!
☑安いドライブレコーダーが欲しい
☑バックカメラも欲しい
値段 | 5,799円 |
接続方法 | USB |
駐車監視 | 〇 |
Gセンサー | 〇 |
視野角度 | 170度 |
暗視ライト | 〇 |
画素数 | 300万 |
GPS | × |
NikoMaku「ドライブレコーダー ミラー型」
ミラーにモニターが付いているタイプになります。
Type-C電源なので安定した電力供給を行えます。
解像度が高いので、奇麗な映像で撮りたい方におすすめです。
こんな人におすすめ!
☑ミラーに映像を移したい
☑駐車の時はバックカメラが見たい
値段 | 19,500円 |
接続方法 | Type-C |
駐車監視 | 〇 |
Gセンサー | 〇 |
視野角度 | ー |
暗視ライト | 〇 |
画素数 | 4k |
GPS | 〇 |
COMTEC「ドライブレコーダー搭載電子ルームミラー」
3年保証と純正品なみの保証がついています。
ルームミラーに映像が出るので、後方確認がしやすくなります。
前面液晶でタッチパネルなので操作が楽にできます。
こんな人におすすめ!
☑保証が手厚いほうがいい
☑ミラーでバックの映像を見たい
値段 | 45,170円 |
接続方法 | ー |
駐車監視 | オプションが必要 |
Gセンサー | 〇 |
視野角度 | 168度 |
暗視ライト | 〇 |
画素数 | 200万 |
GPS | 〇 |
AZDOME「ドライブレコーダー」
配線がないので、取り付けも貼るだけで簡単にできます。
モニターはないですが、専用のアプリを入れるだけで、映像がスマホで見ることができます。
スーパーキャパシタという電源を内蔵していて耐久性に優れています。
こんな人におすすめ!
☑配線なしがいい
☑スマホで映像を見たい
値段 | 6,999円 |
接続方法 | Wi-Fi |
駐車監視 | 別途購入が必要 |
Gセンサー | 〇 |
視野角度 | 170度 |
暗視ライト | 〇 |
画素数 | ー |
GPS | × |
COOAU「ドライブレコーダー 前後一体型 」
明度差がある場合は自動で明るさを調節するので、悪天候の場合でもはっきり録画してくれます。
アプリを入れるだけでスマホに映像を流すことができるので、すぐに気になった映像を見ることができます。
こんな人におすすめ!
☑スマホで映像を見たい
☑悪天候でも映像が乱れてほしくない
値段 | 14,800円 |
接続方法 | Wi-Fi |
駐車監視 | 〇 |
Gセンサー | 〇 |
視野角度 | 170度 |
暗視ライト | 200万 |
画素数 | 〇 |
GPS | 〇 |
まとめ
今回はドライブレコーダーの後付けについて紹介しました。
ドライブレコーダーは車を納車した後でも取り付け可能です。
取り付けは業者に頼んで付けてもらうことも可能ですし、自分でつけることもできます。
自分で付ける場合は取付方法を参考にしてみてください。
不安な場合は業者に頼みましょう。
ドライブレコーダーの商品の種類も多いので、ぜひ自分に合ったドライブレコーダーを付けてみてくださいね。