車のボディやガラスにこびりつくウロコ(油性水垢の一種)は、一度ついてしまうと水洗いでは簡単に落ちません。
ウロコは水垢が変質してできるものですが、水垢はなぜ発生するのでしょうか。
オートバックスやKeePerなどの業者で水垢除去をした際の料金などについて、以下より説明していきます。ぜひ参考にしてください。
オートバックスでボディ・ガラスの油膜取りができる

オートバックスでは、以下のような油膜・ウロコ取りのサービスをしています。
- ボディの水垢除去
- ガラスの油膜取り
- フロントガラスコーティング(研磨込み)
もちろん、自分で市販のクリーナーを使って除去することはできますが、プロにお願いすることで確実に綺麗な仕上がりが期待できます。
以下では、オートバックスで水垢除去・油膜取りをした際の料金などについて、詳しく解説していきます。
オートバックスでボディ水垢除去する料金
通常の洗浄では落とせない水垢は、オートバックスに依頼すれば除去することが可能です。
オートバックスの水垢除去は、車のサイズによって料金が異なっており、最安値で1,620円、最高価で3,024円となっています。
ほとんどの業者がオートバックスとほぼ同様の料金設定をしているので、1,500〜3,500円が水垢除去の相場と考えていいでしょう。
オートバックスでガラス油膜取りする料金
ガラスにこびりついた油膜は、通常の洗車では落ちません。
しかしオートバックスに油膜取りを依頼すれば、オートバックス独自の特殊な洗剤を駆使して、簡単に落とすことが可能です。
オートバックスの油膜取りの料金は、フロントガラス1面を頼んだ場合、税込1,650円となっています。
フロントガラスコーティングする料金
オートバックスでは、汚れ落としだけでなくコーティングも受け付けています。コーティングをほどこしておけば、コーティングされたガラスの表面が撥水効果をもたらして、水垢・油膜がつきにくくなります。
また、撥水効果によって雨の日でも前が見やすくなるのも、コーティングのメリットです。
オートバックスが行っているコーティングは、エコノミーコート・ハードコートの2種類があります。コーティングは、施工を行う前にフロントガラス表面を研磨しますが、エコノミー・ハードの違いは以下の通りです。
コーティングの種類 | 特徴 | 料金 |
エコノミーコート | コーティング前の研磨時間は20分ほどで撥水効果は2〜3ヶ月。 | 2,990〜8,490円 |
ハードコート | 研磨時間は1時間ほどで付着物を固着させない効果あり。 | 5,690〜15,790円 |
オートバックスのフロントガラスコーティングの料金は車のサイズによって異なり、また店舗によっても違いがあります。事前に連絡をして確認しておくといいでしょう。
他店舗の油膜取りの料金は?
油膜取りはオートバックスだけでなく、他店舗でも依頼可能です。では他店舗で交換を頼んだ場合いくらほどの費用になるのか、次より紹介していきます。
イエローハットの水垢・油膜取りはどう?
イエローハットでは現在、水垢除去のみの作業をしてもらうことはできません。
ウロコ・水垢除去をしてもらうためには、ボディコーティングの中でも特に人気の高いメニュー「ガラスコーティング」の作業の一環として、除去してもらうことができます。一見すると綺麗に見えても、車の塗装面には様々な汚れが付着しているため、専用の液剤や粘土、クロスなどを用いて丁寧に汚れを除去してもらえます。
料金はコース内容や車のサイズによっても異なるため、価格表をご覧ください。
♦耐久5年の最高級「プレミアムクラス」
サイズ | 価格 |
SSサイズ | 47,300円 |
Sサイズ | 52,800円 |
Mサイズ | 58,300円 |
Lサイズ | 63,800円 |
♦耐久3年の高品質「スタンダードコース」
サイズ | 価格 |
SSサイズ | 27,500円 |
Sサイズ | 30,800円 |
Mサイズ | 34,100円 |
Lサイズ | 37,400円 |
♦耐久1年の手軽さ「エコノミークラス」
サイズ | 価格 |
SSサイズ | 16,500円 |
SSサイズ | 18,500円 |
Mサイズ | 20,500円 |
Lサイズ | 22,500円 |
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KeePerの水垢・油膜取りはどう?
KeePerの場合もイエローハットと同じで、水垢除去のみの作業をしてもらうことはできません。
KeePerのサービス「キーパーコーティング」では、車の塗装そのものが持っている本質的な輝きを引き出して価値を保つ人気な施工となっており、徹底的にウロコや水垢などの汚染を除去した上で、作業をしてもらうことができます。被膜の上に、「レジン」の膜で水シミを強力に防止すると同時に、より強いツヤを生み出しています。
♦新車を超える艶「EXキーパー」
サイズ | 価格 |
SSサイズ | 108,100円 |
Sサイズ | 117,900円 |
Mサイズ | 128,500円 |
Lサイズ | 143,000円 |
♦圧倒的な艶「Wダイヤモンドキーパー」
サイズ | 価格 |
SSサイズ | 68,800円 |
Sサイズ | 76,100円 |
Mサイズ | 83,400円 |
Lサイズ | 88,800円 |
♦深い艶を生む「ダイヤモンドキーパー」
サイズ | 価格 |
SSサイズ | 47,500円 |
Sサイズ | 52,500円 |
Mサイズ | 57,500円 |
Lサイズ | 61,300円 |
♦透き通るガラス被膜「クリスタルキーパー」
サイズ | 価格 |
SSサイズSSサイズ | 16,600円 |
Sサイズ | 18,600円 |
Mサイズ | 20,800円 |
Lサイズ | 22,800円 |
興味がある方はこちらから予約▶【Keeper】

ボディやガラスに油膜・水垢がつく原因は?
こびりついた油膜や水垢除去をお願いする時の料金を紹介しましたが、なぜ油膜や水垢などの汚れがついてしまうのでしょか。
油性の汚れである水垢は、以下のようなことが原因でこびりつきます。
- 排気ガスや煙に含まれている油分に空気中のホコリ、チリが混ざって車にへばりつく
- 塗布したワックスやコーティングが古くなって汚れになる
フライパンについた油汚れが、どんなにゴシゴシと洗っても落ちないのと同様の現象が、車の表面にも起きてしまうのです。食用油などのようには簡単に落とせないため、研磨剤を含むクリーナーなどを使用して洗浄する必要があります。

ボディやガラスのウロコ・油膜取りができる商品4選
ウロコ・油膜取りは、小さい汚れであれば市販されている専用アイテムを使っての除去が可能です。ではおすすめの除去商品3タイプを以下より紹介していきます。
また、以下の記事ではフロントガラスの頑固なウロコを使った商品の検証も行っています。
フロントガラスに特化したウロコ取りをお探しの方は、ぜひ参考にしてみてください。

①おさるのスゴピカ「フロントガラスウロコ取り」
繊細なフロントガラスを傷つけない中性洗剤ですが、しっかり水垢を除去できます。
スポンジに液剤をつけて擦るだけなので、誰でも簡単に施工することができます。
プロも使用している酸化セリウムを高純度で配合しているため、気になる頑固な水垢や汚れもしっかり落としてくれます。
②ながら洗車「スプラッシュ&リムーバー大容量350ml油膜取り」
油膜取りでかつ撥水力も強い、施工現場でも使われる油膜取りになります。
油膜取りをした後に撥水剤をかける手間をが1行程で、本来40分程度かかるところを1分で完了させることができます。
③キイロビンゴールド & ミラクリア セット
汚れ除去に加えてコーティングもしたい人におすすめなのが、プロスタッフのキイロビンゴールド&ミラクリアのセットです。
キイロビンゴールドはナノパウダーと酸化セシウムを融合させることによって強力な除去力を実現させています。ミラクリアは撥水効果が5ヶ月持続するアイテムです。
まとめ
車のボディやガラスにこびりつくウロコ・水垢・油膜は、一度ついてしまうと拭いたり水洗いしたりしても、簡単には落ちません。
オートバックスでは、水垢・油膜取りだけでも作業してもらうことができるため、おすすめです。
プロの業者にお願いすると確実に綺麗にしてもらうことはできますが、料金もかかるため自分で作業したいという方もいると思います。
お手頃な価格で効果が高い商品も紹介してきましたので、水垢や油膜に困っている方はぜひ参考にしてみてくださいね。