「カーワックスを使って自分の車を綺麗にしたいけど、正しい塗り方が分からない」という方いませんか?この記事では以下の悩みを抱えている方に向けて記事を書いています。
・カーワックスの正しい塗り方と準備するものが知りたい
・カーワックスのおすすめ種類と選び方を理解したい
・カーワックス塗りに失敗した時の対処方法が知りたい
自分の愛車を外気の汚れや傷から守るためには「カーワックスを利用したコーティングメンテナンス」は欠かせない行動です。
実は、カーワックスにも正しい塗り方があります。
誤った方法でワックスがけをしてしまうと、ムラができてしまい効果が半減してしまいます。
そこで、今回は初心者でも簡単にできるカーワックスの正しい塗り方を紹介。
この記事の方法をマネをするだけで、愛車にムラなくキレイにワックスを掛けることができます。
是非参考にしてください。
カーワックスの効果は「塗装の保護と艶出し」
カーワックスには「車の塗装保護」と「艶出し」の2つの効果があります。
車は外気に触れると砂や汚れなどが車の表面上に付着してしまいます。また直射日光による塗装汚れも車の塗装にダメージを与えてしまうポイントです。
表面上に付いた汚れは直射日光により、やがて「塗装剥がれ」や「汚れ」に繋がります。カーワックスを塗れば車の表面上に薄い膜を作り、汚れがつきにくく塗装剥がれが起きづらくなる効果が期待できるでしょう。
また、ワックスの油分成分により、まるで新車のようなボディの艶を長年キープできます。
カーワックスの塗り方と準備するもの
カーワックスの塗り方は以下の4つの手順で行うのが効果的です。
- 洗車&水の拭き取り
- スポンジにワックスを付ける
- ワックスを車に塗る
- ワックスを抜き取る
まずは、車に付着した汚れを洗車で洗い流すことから始めます。
洗車なしでワックスを塗ると車の表面に付いた砂や汚れがそのまま付着した状態で最悪の場合、車に傷や汚れが付いてしまいます。
また、実際にワックスをかける際には「一方向に向けて塗る」ことをおすすめします。よく「ワックスは円を描きながら塗る」と勘違いされやすいですが、円を描くようにワックスかけすると塗りムラになる可能性が高くなります。
塗る方向は「縦→横→縦」と順番を決めてから塗り込んでいきましょう。ワックスを塗り終えた後はすぐに拭き取るのではなく、ワックスが乾いた状態で拭き取ります。
ポイントとしては、下記のように夏場と冬場でワックスが乾く時間が異なることです。
夏場の拭き取り:5分〜10分後
冬場の拭き取り:15分〜20分後
また、拭きとりの際には力いっぱいに拭き取るのではなく、車の表面に傷がつかない力加減で拭き取ることをおすすめします。
拭き取りの際には「拭き取り専用の布」を使うことで、あなたの愛車がさらに綺麗な状態になるでしょう。
また、カーワックスを車に塗る前には以下の物を前もって準備することをおすすめします。
【準備する物】
1.ワックス
2.車ワックス専用のスポンジ
3.拭き取り専用の布
4.ゴム手袋
5.竹串
上記準備する物の中でも「抜き取り専用の布」は「ネル地」「極細」「超極細」の3種類を用意するのが状況に合わせて抜き取り布を変更できる為、とても効果的です。
「ゴム手袋」はワックスを塗る際に汚れが手に付着しない為に必要な物になります。また「竹串」はヘッドライトやウィンカーなどの手が入らない箇所のワックスを拭き取る際に使います。
カーワックスを塗る際に気を付ける4つのポイント
カーワックスを塗る際には気を付けるべき次の4つのポイントがあります。
ポイント1.パーツごとに分けて塗る
ポイント2.直線方向に塗る
ポイント3.ガラス面に付着しないように塗る
ポイント4.ロゴやエンブレムに注意して塗る
1つ1つの行動があなたの愛車を綺麗にするために欠かせないポイントなので、是非参考にしてください。。
パーツごとに分けて塗る
カーワックスを塗る場合には、車全体に塗るのではなく「パーツごとに分けて塗る」ことをおすすめします。
車全体にワックスかけをするとパーツごとに塗りムラができ、布で拭き上げした際に綺麗な状態にはなりません。
愛車をより綺麗な状態にするために、ワックスを塗る際には「フロント」「左面」のようにパーツごとに分けてワックスを塗りましょう。
直線方向に塗る
ワックスの塗り方も円を描くように塗るのではなく、「直線方向に塗る」ことが大切です。
円を描くようにワックスを塗り込んでしまうと、部分ごとの塗りムラが必ず起こります。
また、細かな傷の原因にもなってしまう為「縦→横→縦」のように塗る順番を決めてからワックスを塗りましょう。
ガラス面に付着しないように塗る
ワックスを塗り込む際には「ワックスがガラス面に付着しないように塗る」ことも重要です。ガラス面にワックスが付着すると、油膜がガラス面に反射して視界不良の原因になります。
また、一度付着したワックスは布で抜き取りしても取りきれない可能性が考えられるため、除去する際には「油膜除去剤」や「食器洗剤」などで洗い流すようにしましょう。
ガラス面に近い部分を塗る際には細心の注意が必要です。
ロゴやエンブレムに注意して塗る
ロゴやエンブレムにワックスが付着すると拭き残りになり、見た目の印象が悪くなってしまいます。
また、ロゴやエンブレムに入り込んでしまったワックスは竹串を使用しないと綺麗に拭き取りできません。
ロゴやエンブレム周りをワックスかけする際にもガラス面と同じく細心の注意が必要です。
カーワックスの種類と選び方
カーワックスの塗り方が分かったところで、カーワックスの種類と選び方を解説します。
カーワックスには3つの種類があります。
- 固形タイプ
- 半練りタイプ
- 液体タイプ
自分が希望する車の状態に合わせてワックスを選ぶことが重要です。
どのようなカーワックスの選び方を行えば良いのかについては下記にてご紹介します。
ツヤを出したい人は固形ワックスを選ぶのがおすすめ
車の艶出しを特に重視したい方には「固形ワックス」がおすすめです。
固形ワックスは「車の艶出し」と「塗装の保護」の2点において最適なワックスになります。
固形の分、車の汚れ落としに対しての効果が期待できませんが、艶出しについては1番綺麗な状態になります。
固形ワックスを塗る際には、ワックスかけの前に下地処理をしっかりと行いましょう。
ワックスを塗る際に時間が必要になるデメリットがありますが、その分、自分の愛車がより綺麗になります。
バランス重視な人は半練りワックスがおすすめ
艶出しや汚れ落としなどのバランス重視でカーワックスを選びたい方には「半練りワックス」がおすすめです。
半練りワックスでは、汚れ落としや艶出しなどの作業を同時に行うことができ「施工性の良さ」が魅力的なポイントです。
「艶出し」と「塗装保護」については固形ワックスに劣りますが「お手入れの手間を限りなく省きたい方」にとっては最適なカーワックスです。
また、長い期間、車のメンテナンスを行なっていなかった方にもおすすめできるカーワックスになります。
作業スピードを速くしたい人は液体ワックスがおすすめ
ワックスをかける作業スピードを速くしたい方には「液体ワックス」がおすすめです。
液体ワックスでは車の汚れを落としつつ艶出しできる効果も期待できます。また液体スプレーを車に吹き付ける施工方法の為、作業効率のアップにも繋がるでしょう。
「カーワックスに時間をかけたくない」もしくは「効率良くワックスをかけたい方」におすすめの種類になります。
カーワックスの種類別おすすめ商品4選
カーワックスの種類別おすすめ商品を3つ紹介します。
固形ワックスのおすすめ:シュアラスター マンハッタンゴールドワックス ジュニア 100g
固形ワックスタイプでおすすめする商品は「シュアラスター マンハッタンゴールドワックス ジュニア 100g」です。
車のワックスをかける多くの方が愛用する固形タイプのワックスですが「車の艶出し」と「塗装保護」に効果が期待できる商品です。
固形タイプの分、ワックスを抜き取る際には注意が必要ですが、抜き取りした後の車の状態には1番感動できる商品でしょう。
固形タイプのカーワックスをお探しの方におすすめしたい商品です。
ブランド | シュアラスター |
値段 | 3,520円 |
タイプ | 固形 |
容量 | 320g |
半練りワックスのおすすめ:SOFT99 光鏡面 200g
半練りワックスの中で特におすすめしたい商品は「SOFT99 光鏡面 200g」です。
「艶出し」「塗装保護」「作業性」どれをとってもバランスの良いカーワックスであり、ワックスを塗り込んだ際の伸びの良さにも多くの方から高い評価を得ています。
「固形ワックスほど時間はかけられないけど、艶出しや塗装保護には妥協したくない方」におすすめできる商品です。
ブランド | SOFT99 |
値段 | 1,582円 |
タイプ | 半練り |
容量 | 200g |
ウォッシュマン「ウォッシュマンザワックス」260ml
ウォッシュマンザワックスは洗車後のぬれたボディの上に塗って拭くだけの作業で簡単にワックスを塗ることができます。
フッ素系ポリマーを配合しているので、仕上がりはナチュラルで、なめらかな触り心地に仕上がります。 汚れを寄せ付けない防汚性能があるのでワックスを塗ることで綺麗なボディを維持できます。
ブランド | ウォッシュマン |
値段 | 3,280円 |
タイプ | 液体 |
容量 | 260ml |
液体ワックスのおすすめ:オカモト産業(CARALL) 車まるごとワックススプレー 608 g
液体ワックスの中でおすすめする商品は「オカモト産業(CARALL) 車まるごとワックススプレー 608 g」です。
車のボディだけに限らずガラス面までも簡単に施工できる便利な商品であり「艶出し」や「塗装保護」さらには「ガラス面の撥水効果」も期待できる優れものです。
液体ワックスの為、施工に必要な時間も最小限に抑えられますので時間の効率化にも繋がります。
お手頃な金額かつ作業性にも優れたカーワックスになります。
「ワックスかけする時間をなるべく減らしたい方」におすすめする商品です。
ブランド | オカモト産業 |
値段 | 899円 |
タイプ | スプレー |
容量 | 500ml |
カーワックスの落とし方(塗って失敗したときの対処法
万が一、カーワックスの塗り方に失敗しても心配ありません。
失敗してしまった場合、下記の2つの対処方法があります。
- 水垢落としもしくは車用シャンプーで洗車して落とす
- 新たにワックスをかけるもしくはコーティングする
1つずつ解説していきます。
水垢落としもしくは車用シャンプーで洗車して落とす
カーワックス塗りに失敗してしまった場合には「水垢落とし」もしくは「車用シャンプーでの洗車」でワックスの油分を落としましょう。
ワックス塗りを失敗した状態でそのまま放置するのは良くありません。
水垢落としや車用シャンプーを利用すれば、ワックスを綺麗に除去することができます。
新たにワックスをかけるもしくはコーティングする
一度ワックスかけした箇所に「再度ワックスをかける」もしくは「コーティングする」こともおすすめです。
新しくワックスもしくはコーティングをすることで失敗した塗り箇所を再度修正することができます。
ただし、ワックスやコーティングを行う際には洗車で軽く汚れを落としてから再度、対策しましょう。
カーワックスの捨て方【処分方法】
カーワックスが塗り終わったら、どのように処分すれば良いか迷うことがありますよね。
処分の際には以下の3つのポイントに気をつけましょう。
・布や紙に吸わせて乾燥させてから処分する
・使用途中や未使用のワックスをそのまま処分する際には可能ゴミ扱い
・液体や異臭、沈澱の可能性のあるワックスは早めの処分が必要
使用途中や未使用などのカーワックスは「可燃物扱い」になります。
その為、おすすめとしては布や紙などにワックスを吸わせ乾燥させてからの処分がおすすめです。
ただし、カーワックスの中でも液体タイプや臭いのあるワックスを処分する際にはそのまま放置すると異臭を放つ可能性が考えられます。
そのため、可能な限り早めに処分することがおすすめです。
まとめ
今回はカーワックスの正しい塗り方やムラなくワックスかけするポイント、おすすめのワックス商品について紹介してきました。
カーワックスは日々の車のメンテナンスの一部として欠かせない作業です。
日々念入りにお手入れを行う分、自分の愛車を長年綺麗な状態にし続けることができます。
また、ワックス独自の油分により「艶出し」や「塗装保護」の効果も期待できますので、施工しない理由はありません。
ワックスをかける前とかけた後を比較してどのくらい汚れやボディの艶が違うのか検証してみるのも良いかもしれません。
この記事の内容を参考にし、自分の愛車にカーワックスをかけてみましょう。