自分のクルマのヘッドライトが、「もしかして黄ばんでいる?」という状態に気がついて、ため息をついている方いませんか?
この黄ばみは、昨今のクルマのヘッドライトの材質が、従来の「ガラス」から「ポリカーボネイト樹脂」に変わっているからです。
これは、デザインの自由度が飛躍的に向上するメリットがあります。一方で、この経時劣化による「黄ばみ」は、ユーザーとしては大きな悩ましい問題ですね。
今回、黄ばみが気になりだした初期症状からかなり汚れが気になる方を対象に、簡単にクリーニングできるヘッドライトクリーナー(黄ばみ取り)のおすすめ15選をお届けします。
黄ばみが取れるヘッドライトクリーナーおすすめ15選
ヘッドライトの黄ばみが取れるヘッドライトクリーナーには様々な種類があります。簡単に使用できる一般用タイプや頑固な汚れにも対応している研磨剤入りの物もあります。
そこで、今回はヘッドライトの黄ばみを簡単に取ることができるおすすめのヘッドライトクリーナー15選を紹介します。どれも名実ともに優れたメーカーの商品となりますので、安心して選択してみてください。
ウィルソン(WILLSON) ヘッドライトクリアmini 02077
2種類のUVカット成分によって、くすみや黄ばみの再発を防ぐことが期待できるのが特徴です。
また、初心者でも簡単にヘッドライトの黄ばみを取り除くことができるように専用スポンジや布などが付属されています。
さらに、ヘッドライト以外にもテールライトやフォグライトはもちろん、再度バイザーなどの樹脂部分にも使用することができる使い勝手の良い便利グッズです。
内容量 | 50ml | 研磨剤 | 未使用 |
液性 | 中性 | 推奨使用頻度 | – |
付属品 | 除去液、研磨スポンジ、布 |
猫美車屋 ヘッドライト黄ばみ除去剤業務用
猫美車屋 ヘッドライト黄ばみ除去剤は、業務用のヘッドライトクリーナーです。
磨かずに拭くだけの簡単クリーナーで下地をキズつけず、誰でも安心して作業できます。
ヘッドライトの表面の黄ばみをあっという間に除去します。
表面の白く濁ったすくみや黄ばみが研磨せずに、また面倒なポリッシャー掛けも必要なくきれいになります。車検前の簡単作業に必須のアイテムです。
内容量 | 140 g | 研磨剤 | 未使用 |
液性 | アルカリ性 | 推奨使用頻度 | ー |
付属品 | ー |
おさるのスゴピカ クリアライト【ヘッドライト黄ばみ除去】
スプレータイプでヘッドライトに直接吹きかけるだけで、簡単にヘッドライトの黄ばみを取り除くことができます。
さらに、研磨剤を使用していないため、初めての方でも簡単に作業できるのが特徴です。
また、黄ばみ除去後の保護効果も6ヶ月ほど継続するため、簡単に綺麗な状態を維持することができます。
内容量 | 30ml | 研磨剤 | 未使用 |
液性 | – | 推奨使用頻度 | 6ヶ月 |
付属品 | 専用コーティング剤 |
Holts ホルツ ヘッドライト プラスチックレンズ・カバー磨き ツヤ出し・保護成分配合 ネルクロス付 MH958
ペーストタイプのヘッドライトクリーナーのため、液体タイプよりも研磨できる範囲が5倍以上もあるのが特徴です。
さらに、細かいコンパウンドと特殊な溶解剤によって頑固な黄ばみを簡単に取り除くことが可能です。
さらに、専用クロスが2枚ついているので、すぐにヘッドライトの黄ばみ取りを行うことができます。
内容量 | 20g | 研磨剤 | 使用 |
液性 | – | 推奨使用頻度 | – |
付属品 | 専用ネルクロス2枚 |
RINREI(リンレイ) ReBirth ヘッドライト磨きクリーナー 80ml B-35
ReBirthヘッドライト磨きクリーナーは0.7μmという超微粒子の硬質アルミナを配合しており、黄ばみ除去はもちろん、細かい傷も消すことができる優れものです。
さらに、カルナバWAXが配合されており、黄ばみ除去後もヘッドライト表面の劣化を防ぐことができるのが特徴です。
内容量 | 80ml | 研磨剤 | 使用 |
液性 | – | 推奨使用頻度 | – |
付属品 | 専用タオル |
カーオール(CARALL) ヘッドライトクリーナー ヘッドライトくすみ取り透明度保護COATプラス
2種類の超微粒子コンパウンドが配合されており、頑固な汚れや黄ばみを簡単に取り除くことができます。
さらに、硬質クリアポリマーの力で表面をしっかりと保護することができ、施工後の劣化リスクを抑えることも可能なのが特徴です。
実際の作業については、専用スポンジでヘッドライト表面を磨き、綺麗なマイクロファイバークロスで拭き上げるだけなので、初心者の方でもしっかりと作業できます。
内容量 | 80g | 研磨剤 | 使用 |
液性 | – | 推奨使用頻度 | – |
付属品 | 専用スポンジ |
シュアラスター [ヘッドライトクリーナー トリプルコーティング] ゼロリバイブ SurLuster S-104
超微粒子研磨剤が配合されており、ヘッドライト表面に付着した黄ばみや汚れを簡単に落とすことができます。
さらに、「反射」「放出」「吸収」のトリプルコーティングにより、磨き後の紫外線や酸性雨による劣化を防ぐことができるのも特徴です。
1本で磨きからコーティング、UVカットまで行うことができる万能タイプのクリーナーです。
内容量 | 70ml | 研磨剤 | 使用 |
液性 | アルカリ性 | 推奨使用頻度 | – |
付属品 | 専用クロス |
SOFT99 ( ソフト99 ) LIGHT ONE ヘッドライトリフレッシュ 03133
SOFT99のヘッドライトリフレッシュ LIGHT ONEは本格仕様の2液タイプです。
まず、ベースクリーナーでヘッドライト表面の汚れや傷をしっかりと除去します。
そして、ハードトップコート剤を塗布することで、光沢、防汚効果を発揮することができます。
専用のハードトップコート剤にはガラス状の硬質コート成分が含まれているため、塗布後の効果は6ヶ月も持続するという優れものです。
内容量 | 50ml | 研磨剤 | 使用 |
液性 | – | 推奨使用頻度 | – |
付属品 | 専用クロス×2、専用スポンジ×2 |
BPRO 車用ボディクリーナー ヘッドライトクリーナー 450ml 簡単黄ばみ除去
BPRO 車用ボディクリーナー ヘッドライトクリーナーは、業務用のヘッドライトクリーナーです。
経年劣化により黄ばんでしまったヘッドライトの表面を簡単にきれいにします。
超微粒子コンパウンドの「研磨力」と、溶剤の「溶解力」のダブル性能で黄ばみ・汚れを効果的に落とします。
ポリッシャーやマスキングを必要とせず、簡単手磨き、短時間で誰にでもクリーニングが可能です。
内容量 | 500 g | 研磨剤 | 未使用 |
液性 | ー | 推奨使用頻度 | ー |
付属品 | ー |
WAKO’S ワコーズ HC-K ハードコート復元キット ヘッドライト用下地処理&コート剤 V340
安心のケミカルメーカーが開発したヘッドライト専用クリーナーです。
本格の2液タイプなので、質の高い仕上がりを期待することができます。
さらに、耐久性にも優れており、作業後は1年以上の効果を期待できるのが特徴です。
内容量 | 15ml | 研磨剤 | 使用 |
液性 | – | 推奨使用頻度 | 1年 |
付属品 | ベース処理剤 コート剤 研磨専用パッド 塗布専用スポンジ 施工手順書 |
ルックス ヘッドライト クリア&プロテクト1196
塗るだけで傷つけずにクリーニングすることができます。
こする必要がなく、黄ばみを落とすことができるため、ヘッドライトを傷から守ることができます。
内容量 | 36ml | 研磨剤 | 未使用 |
液性 | – | 推奨使用頻度 | 2年 |
付属品 | ディープクリーナー36ml、超耐久クリアガラスコート4ml、塗布用クロス10枚、保護手袋2枚 |
グリッジ(Glittge) ヘッドライトクリーナー&コーティング
磨きの作業を必要とせず、時間をかけずコーティングできます。
塗った瞬間にヘッドライト表面の黄ばみを強力に除去してくれる液体タイプのヘッドライトクリーナーです。
内容量 | 30ml | 研磨剤 | 使用 |
液性 | – | 推奨使用頻度 | 1年 |
付属品 | ガラスプロテクター1本(3ml)・ゴム手袋1枚 |
3M ヘッドライト用クリア コーティング剤
工具が不要なスリーエム独自のトライザクト研磨剤です。
グローブやマスキングテープなど便利な道具も付属されており、水とスプレーボトル、ペーパータオル以外用意する必要はありません。
内容量 | 20ml | 研磨剤 | 使用 |
液性 | – | 推奨使用頻度 | 1年 |
付属品 | クリア コーティング剤:2パック・トライザクト フィニッシング ディスク1枚 |
カーメイト(CARMATE) ボディークリーナー 50ml
2液タイプで抜群の透明感があるクリーナーです。
一度コーティングしておけば汚れに強く、キレイな状態を長期間しっかりキープできます。2液式でコスパも良い商品です。
内容量 | 50ml | 研磨剤 | 使用 |
液性 | – | 推奨使用頻度 | 1年 |
付属品 | クリーナー・クリーナー用クロス・拭き上げ用クロス・トップコート |
プロスタッフ(PROSTAFF) 魁磨き塾ヘッドライトガチコート
1回磨けば12か月長持ちするコート剤です。
下地クリーナーとマイクロファイバークロスを合わせることで、汚れをどんどん落としていききれいにしていくことができます。
内容量 | 50ml | 研磨剤 | 使用 |
液性 | – | 推奨使用頻度 | 1年 |
付属品 | クリーナー・クリーナー用クロス・コート剤・コート剤用クロス・手袋・取扱説明書 |
ヘッドライトクリーナーの失敗しない選び方は?
ヘッドライトの黄ばみが気になりだした初期症状から汚れが気になる方の、ヘッドライトクリーナーの選び方4点について紹介します。
【選び方1】お手軽処理で充分なら一般用を選ぶ
お手軽に日常的なメンテナンスをおこなう場合には、「界面活性剤による劣化被膜除去」に主眼をおいた、研磨剤フリーのクリーナーを使用することをおすすめします。
ダッシュボードに入れておいて、いつでもサッと掃除できるようにしておくと良いと思います。
【選び方2】頑固で落ちにくい汚れには研磨剤入りを選ぶ
「黄ばみが少し進行している」と判断できるときなどや、汚れが取りにくい場合には、微細な研磨剤が配合されたクリーナーを選ぶと作業がし易くなります。
研磨剤はミクロンオーダーの極微粒子ですので、素材に傷をつけない状態で劣化被膜を除去できます。
しかし、繰り返しになりますが、決して「力を入れてゴシゴシ」と擦らないように気をつけましょう。
【選び方3】コーティング効果のあるものを選ぶ
クリーニングしたヘッドライトのきれいな状態を長持ちさせたければ、コーティング成分が配合されたものを使いましょう。
劣化被膜を落としても、そのままにしているとまた表面の硬質被膜が劣化を開始します。
これを防ぐ意味でもコーティングは有効です。
また、この作業についても、インターバルを決めて繰り返し作業することでクリアな状態を維持できるようになります。

【選び方4】クリーナーのタイプによって選ぶ
コスパを求めるなら液体タイプ
液体タイプは、容量が多くてコスパが良く、繰り返し何度も使用することができます。
しつこい汚れにはチューブタイプ
使用する際に手が汚れることがなく、ピンポイントで効率よく処理することができます。
初心者にはスプレータイプ
スプレータイプは、吹きかけて拭くだけの簡単作業なので、初心者でも利用しやすいです。
ヘッドライトが黄ばむ原因と放置するリスク
ヘッドライトが黄ばむ原因と対処方法について解説していきます。
ヘッドライトが黄ばむ原因
ヘッドライトの主な材質はポリカーボネート樹脂です。
ポリカーボネート樹脂は紫外線や酸性雨に弱く、時間が経つにつれて変色してしまうという特性があります。
新車購入時には表面にコーティングがされているため、すぐに劣化するようなことはありませんが、洗車や雨の影響、さらに紫外線の影響を受けて、だんだんと表面のコーティングが剥がれていってしまいます。
通常の車は、表面の素材に傷傷が入らないように、積層硬質被膜がコーティングされています。
一般的な黄ばみに至る「劣化」は主に原因がふたつあり、
- 硬質皮膜表皮の変質
- 硬質被膜表皮の微細なひび割れ
つまり、黄ばみは「人の日焼けした肌」をイメージすると良いかも知れません。
ヘッドライトの黄ばみを放置するリスク
ヘッドライトの黄ばみを放置すると、夜間走行の際に光量が少なくなり、視界が悪くなってしまうことがあります。
また、細かいヒビが入って隙間ができ、ヘッドライトの外側だけでなく内側も黄ばんでしまうことがあります。
汚れだけの問題ではなく、車検に通らなかったり走行に支障が出たりすることもあるため、日頃からケアしておくことが大事です。
ヘッドライトの黄ばみレベルと対処方法
ヘッドライトの黄ばみレベルごとの対処方法について紹介します。
【黄ばみ具合が軽傷の場合】

【黄ばみ具合が中傷の場合】

【なかなか取れない頑固な黄ばみ】

軽傷~中傷の黄ばみにはクリアライトがおすすめ
最近ではスゴピカクリアライトという簡単に黄ばみを取り除くことができる専用クリーナーがあります。
スゴピカクリアはスプレータイプなので、ヘッドライトに直接吹きかけるだけで、初心者でも簡単にヘッドライトの黄ばみを取り除くことができます。
さらに、コーティング剤が含まれているため、汚れを落とした後にしっかりと表面をコーティングしてくれるため、黄ばみを落とした綺麗な状態を長い期間維持することができます。
気になる方はこちらをチェックしてみてください。
頑固な黄ばみは業者に依頼するのがおすすめ
10年以上放置した頑固な黄ばみであれば、プロにお金を払って磨いてもらうのもおすすめです。
ヘッドライトの黄ばみ除去のみでも依頼することはできますし、オプションでコーティング作業までしてもらうこともできます。
施工業者 | 施工料金 | 施工時間 |
オートバックkス | 3,300円(税込)~ | 20分~ |
イエローハット | 2,200円(税込)~ | 30分~ |
ガソリンスタンド(KEEPER) | 8,170円(税込)~ | 40分~ |
トヨタ | 2,750円(税込)~ | 30分~ |
興味がある方はこちらをチェックしてみてください。

ヘッドライトクリーナーの使い方のコツは?
施工する際には、洗車をおこなってヘッドライトの汚れをしっかり落としてから作業をおこないます。
また、どのクリーナーを使用する場合も、決して力任せにせず、硬質皮膜の劣化した表面を「優しく少しづつ落とす」ことをイメージしながら丁寧に進めてください。
また、使用する布も「硬い異物などが混入していない目の細かなキレイなもの」を使用するようにしましょう。
必ずや、クリアなヘッドライトに変貌します。
また、クリアなヘッドライトの維持のために、インターバルを決め、日常的に施工するよう心がけるようにしましょう。

まとめ
ヘッドライトクリーナーのおすすめ商品15選についてご紹介しました。
どの商品も劣化レベルに応じた処理機能を発揮することを前提に開発されていますので、機能としては安心できるレベルです。
一方で、文中にも書きましたが、劣化が大きく進んでから処理するというよりは、ある程度のインターバルを決めて、日常的に処理することを意識しておくことや、紫外線や雨などからヘッドライトを守ってあげる配慮も併せてしてあげてみてください。
そうすれば、常にキレイな状態を維持できるはずですので、是非トライしてみてください。