庭の水やりやガーデニングなどで使用するホースリールは、洗車の際にも活躍するアイテムです。
今回は、洗車にふさわしいホースリールを選ぶ際のポイント、おすすめホースリールなどについて紹介しましょう。

洗車に使えるホースリールの選び方
洗車時に使いやすいホースリールを選ぶ際、押さえておくべきポイントは4つあります。
その4つのポイントについて以下より解説しましょう。
ホースリールを取り付ける蛇口を調べる
ホースリール選びの重要な要素のひとつは、水の排出口である水道です。
この水道の蛇口はどれも同じ種類ではなくさまざまな形状があります。
その形状ごとに、散水ホースと蛇口をつなげる役割をする、ニップルという交換パーツも異なっている仕組みなのです。
洗車で使用する水道の蛇口がどんな形状か事前に把握しておいて、それからその形状に合ったニップルを選ぶようにしましょう。
蛇口の形状は3種類
蛇口の形状は3種類あります。
- 横水栓
- 万能ホーム水栓
- 自在水栓
それぞれの特徴は以下のようになります。
蛇口の形状 | 特徴 |
横水栓 | 吐水口が動かない |
万能ホーム水栓 | 吐水口が360度動く |
自在水栓 | 左右に吐水口が動かせる |
素材で選ぶ
ホースリールはプラスチック製と金属製の2種類に分かれます。
それぞれの特徴を紹介していきます。
プラスチック製
プラスチック製の大きなメリットは安くて軽量ということです。
軽量なので、長時間ホースリールを使用するときでも腕が疲れにくいです。
複数台洗車する場合や掃除などで長時間使用するときにおすすめです。
しかし、耐久性がないことがデメリットです。
プラスチックは雨や風にさらされ続けると劣化してしまいます。
外に置く必要がある場合は劣化が速いでしょう。
金属製
金属製はプラスチック製よりも頑丈で丈夫なので、長期間使用することができます。
外においていても劣化しにくいので、何度も買い替えるのが面倒という人にとってはおすすめです。
デメリットは重いことと値段が比較的高くなることです。
重さに関しては金属製は重いですが、ステンレス製の場合は軽いので、耐久性と軽さが欲しい場合はステンレス製を選んでみましょう。
必要なホースの長さを調べる
洗車をする際に水道の蛇口から作業する場所までどれくらいの必要なのか、その距離を把握してその距離を満たす長さのホースを購入することが大事です。
それにより、せっかくホースを購入したのに、長さが足りなくて水洗いできないという失敗を回避できます。
そして、蛇口からの距離も大事ですが、車を周回する分の長さもあると作業がしやすくなるでしょう。
車ごとの目安は、以下の通りです。
- 軽自動車:約13m
- 5ナンバー:約15m
- ワンボックス:約17m
上記の数字を目安に考えると選びやすいといえます。
ホースリールは10〜50mと幅広いラインナップが揃っているので、確かな選択をしましょう。
保管場所を確認する
参考:Amazon
ホースリールの使用頻度が高いと外に出しっぱなしにする人も多いでしょうが、それだと紫外線を浴び続けて劣化が早まります。
しっかりとした保管スペースがあっても、重くて持ち運びが面倒などという人もいるでしょう。
それを回避するために、カバー付きのもの・軽量で持ち運びが便利なものなど、保管方法も考えて選びましょう。
洗車に使えるホースリール人気おすすめランキング10選
洗車の際に使いやすくて便利なホースリールを10タイプ厳選してみました。
次よりひとつずつ紹介します。
タカギ NANO NEXT
早く巻き取ることが可能でねじれを生じさせずにきれいに片付けできるのが、タカギのNANO NEXTです。
NANO NEXTは、ノズル側・蛇口側の両方の巻き取りが可能なWリール方式を採用しています。
巻き取りに時間がかか流ことがなく、片付け時間をストレスなく済ませることが可能です。
折り畳みもできるので収納時もスペースを取りません。
価格 | 3,656円 |
長さ | 10m・15m・20m |
内径 | 7.5mm |
重量 | 1.961kg |
タカギ オーロラ BOXY ツイスター
独自の構造でねじれが起きにくいホースが、タカギのオーロラBOXYツイスターです。
独自に開発したらせん構造のホースを採用しているため、ねじれを気にすることなくハンドルをどんどん回して迅速にホースを巻き取れます。
また、ホース内部に藻を発生させない構造になっているので、劣化を抑制させて長期間の使用が可能です。
価格 | 4,698円 |
長さ | 20m |
内径 | 12mm |
重量 | – |
アイリスオーヤマ フルカバーハンディホースリール
軽量のため手で持ちながらも作業が可能なのが、イリスオーヤマのフルカバーハンディホースリールです。
1.9kgの軽さに加えて取っ手が付いているため、長いホースで作業がしづらいという現象が起きません。ホースの長さを追加することも可能なので、地面に置いての使用もできて、自分の用途に合わせた使用方法が選択できます。
価格 | 3.303円 |
長さ | 10m |
内径 | 9mm |
重量 | 1.9kg |
WATER GEAR ホースリール オーロラnano
洗車以外にも使用用途があるのが、WATER GEARのホースリールオーロラnanoです。コンパクトな持ち運びに便利なタイプのため、自宅の玄関周りやベランダなどの使用にも対応できます。
収納時は取っ手とハンドル、ステップをフラットな状態にできるため、収納の場所を取りません。
ノズルはミストなど7種類もあるので、ガーデニングなどで使用すると便利です。
価格 | 2,808円 |
長さ | 10m |
内径 | 7.5mm |
重量 | 1.9kg |
タカギ コンパクトリール
地面に置く・手持ちだけでなく壁かけも可能なのが、タカギのコンパクトリールです。
リール上部フックが付いているので、壁に吊したり蛇口にかけたりすることができるので、散水の際に便利です。
収納の際もフックで壁にかけておけば場所を取りません。
価格 | 2,210円 |
長さ | 10m |
内径 | 7.5mm |
重量 | 1.197kg |
アイリスオーヤマ フルカバーホースリールスリム
何よりも収納性にこだわりたい人のおすすめなのが、アイリスオーヤマ フルカバーホースリールスリムです。
軽量のため、手に持ちながらの作業も持ち運びも楽々できて、薄型なのでちょっとした空いた隙間に置くことができます。
放水パターンは4種類なので、ガーデニングなどでも活躍できるでしょう。
価格 | 2,981円 |
長さ | 20m |
内径 | 9mm |
重量 | 3.38kg |
アイリスオーヤマ フルカバーホースリールEX
ホースリールとは思えないおしゃれなデザインなのが、アイリスオーヤマのフルカバーホースリールです。
カラーバリエーションは6色と豊富で、お好みのカラーを選べる楽しさもあります。
軽く巻くだけで楽々とホースの巻き取りができるのも、評判を呼んでいます。
価格 | 4,480円 |
長さ | 15・20・30m |
内径 | 12mm |
重量 | 4.6kg |
WATER GEAR コンパクトリール
フック付きで壁掛けなどが可能なのがAmazon限定ブランド・WATER GEARのコンパクトリールです。洗車時に壁に吊るして放水したり、収納で場所がないときに壁にかけたりできます。
シャワー、ミストなど放水パターンが7種類あるので、子どもの水遊びにも最適です。
価格 | 1,697円 |
長さ | 10・15m |
内径 | – |
重量 | 1.14kg |
タカギ タフブラウン
シックなデザインでおしゃれな雰囲気なのが、タカギのタフブラウンです。
洗練されたデザインのためガーデニングに凝った庭に置いてもその景観を崩すことがありません。
ねじれに強いツイスターホースを使用しているので、使用後はすっきりと巻き戻せます。
価格 | 4,246円 |
長さ | 15・25m |
内径 | ー |
重量 | 4.22 kg |
タカギ オーロラNANO
取っ手付き・軽量のため持ち運びに便利なのがタカギのオーロラNANOです。
取っ手、ノズル、蛇口側ホースを本体に収納できるので使用しない時は邪魔になることはありません。
価格 | 4,904円 |
長さ | 10・15・20・30m |
内径 | 7.5mm |
重量 | – |
洗車にも使いやすいホースリールのポイント
洗車にも使いやすいホースリールのポイントとは何か、そのポイント2つについて、次より解説します。
ホースの長さが十分
ホースの長さについては先述した通り、蛇口から作業場所までの距離を考慮することが大事ですが、距離ぴったりの長さだと作業がしづらいこともあります。
ジャストな長さではなくある程度ゆとりを持たせるために、必要な距離に加えて2〜3mほどのものを選びましょう。
これくらい余分な長さがあれば余裕を持って作業できます。
巻き取りやすく、引き出しやすい
ホースは長さに加えて決して軽量ではない重さがあるので、片付けの際にうまく巻けなくて苦労する人もいるでしょう。
また、ねじれた状態で巻き取るとホースに負荷がかかりそこから劣化するケースもあります。
巻き取りがうまくできない・苦労したくないと人は、リールに均等に巻けるガイド付属のタイプを購入するのがおすすめです。
まとめ
せっかくホースを買っても短くて不便、長過ぎて収納、使い勝手に困るなんて失敗はあるかもしれません。
洗車用ホースリールを購入する前に、しっかりと自分の洗車時の環境を把握して、どんなホースが適しているのか考慮することが大事です。