愛車の窓ガラスについた水垢を落とすには水垢ウロコ除去剤(ウォータースポット除去剤)がおすすめです。
しかし、窓ガラスのウロコ取りは、シュアラスター・ソフト99・リンレイ・キイロビンなどから多く販売されていますが、どれを買っていいのか迷う人も少なくないでしょう。
そこで今回は、車のガラスについた頑固な水垢を落とせる最強ウォータースポット除去剤を紹介していきます。
おすすめの最強水垢ウロコ取り(ウォータースポット除去)を、ユーザーのアンケートをもとに徹底分析しています。ぜひ参考にしてみてください。
ウロコを落とす4つの検証方法
今回はカー用品店やインターネットで購入できるウロコ取り7商品で検証・比較を行いました。
「ウロコ除去力」「使いやすさ」「撥水力」「乾燥のしやすさ」の4項目で商品の比較をしています。
検証1:ガラスのウロコの除去力
ウロコ取りで最も重要といえるガラスのウロコの洗浄力。
どのくらいガラスのウロコや水垢が落ちるのか検証しました。
実際に車のガラスをマスキングテープで区切り、ウロコ除去をした部分とウロコを除去していない部分との比較を行いました。
検証2:ガラスウロコ取りの使いやすさ
ガラスのウロコ取りを行うなら、隅々までしっかりウロコを落としたいですよね。
付属のスポンジで磨いてみた時に端までしっかりウロコを除去できるか検証しました。
実際に付属のスポンジを使ってみて、端までウロコが除去できるかを評価します。
また、施工中にスポンジを持ちやすいか、力を入れやすいかについても検証を行いました。
検証3:ウロコ取りの撥水力
ガラスのウロコを取った後は少しでも綺麗な状態を保ちたいですよね。
撥水力があれば、水がガラスにとどまらずウロコができにくいです。
ウロコ取りで施工した後に水を流してみて、撥水が行われているか評価しました。
合わせて施工後に水を拭き取る際に、クロスで水分をすぐ拭き取れるか検証を行いました。
検証4:ウロコ取りの乾燥のしやすさ
ウロコ取りで施工している時に乾燥してしまうと白い跡が残ってしまうことがあります。
そのため、なるべく乾燥しにくい溶剤のほうが施工中、楽ですよね。
実際にウロコ取りを気温28℃、晴れの日に施工してみて作業中の乾燥のしやすさを評価しました。
車のガラス用水垢ウロコ取りおすすめ最強ランキング7選【ウォータースポット除去剤】
軽い水垢から頑固な水垢まで自分で簡単に除去するためのガラスのウォータースポット除去剤を紹介していきます。
モビフル編集部が独自に調査した口コミも紹介しますので、おすすめランキング7選から自分に合った最強の除去剤を見つけてください。
おさるのスゴピカ ウロコ取り |
プロスタッフ 魁磨き塾ウロコ取り |
CARALL 水垢とりパッド |
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---|---|---|---|
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タイプ | 化学反応 | 溶解タイプ | コンパウント |
内容量 | 100ml | 80ml | パッド2個 |
価格 | ¥2,980- | ¥864- | ¥566- |
効果 | ◎ | ◎ | 〇 |
撥水 | ◎ | 〇 | △ |
購入する | 購入する | 購入する |
1位:ステイゴールドジャパン おさるのスゴピカ「ウロコ取り」
除去力:◎
使いやすさ:〇
撥水力:◎
乾燥しやすさ:◎
おさるのスゴピカ「ウロコ取り」は汚れが落ちやすく、簡単な力でウロコを落とすことができます。
水で流すとすぐに撥水をして、クロスで水分を拭き取る時間が減りました。
施工途中で乾燥することがなく、時間をかけて施工するときも白い跡が残りません。
スポンジも四角いので端までしっかりとウロコを落とすことができました。


ブランド | ステイゴールド |
価格 | 2,980円 |
内容量 | 100ml |
溶液タイプ | 化学反応タイプ |
ボディ | 〇 |
付属品 | スポンジ |
2位:プロスタッフ 魁磨き塾ウロコ取り
除去力:◎
使いやすさ:〇
撥水力:〇
乾燥しやすさ:◎
幅が細いスポンジで磨くので、端まで磨きやすいです。
軽い力でウロコがどんどん取れていくので、施工しやすいです。
施工途中も乾燥することがありませんでした。
しかし、溶液の成分として塩酸やフッ素化合物が含まれており強力な溶液なので取り扱いには注意しましょう。
ブランド | プロスタッフ |
価格 | 864円 |
内容量 | 80ml |
溶液タイプ | 溶解タイプ |
ボディ | × |
付属品 | 手袋・スポンジ・溶液を入れる容器 |
3位:CARALL 窓ガラスクリーナー
除去力:〇
使いやすさ:◎
撥水力:△
乾燥しやすさ:〇
スポンジに水をつけて擦るだけでウロコが取れるので、簡単に作業することができます。
擦るだけでウロコが取れるのは嬉しいですよね。
ガラスにピタッと吸着してくれるので、スポンジを地面に落としてしまう失敗も少なくなりそうです。
ただ、液体に比べると力を入れないと落ちないので、施工する際は磨くときにしっかりこするように意識してみるといいかもしれません。

ブランド | CARALL |
価格 | 566円 |
内容量 | スポンジ2個 |
溶液タイプ | コンパウンド |
ボディ | × |
付属品 | ー |
4位:リンレイ ReBirth
除去力:〇
使いやすさ:△
撥水力:△
乾燥しやすさ:〇
頑固なウロコまでは除去することができませんでしたが、目立つウロコは除去することができました。
施工中も乾燥することがなかったので、施工しやすいです。
しかし、スポンジの角が丸いのでガラスの隅々までウロコを除去することができません。
端っこまでしっかり除去したい場合はスポンジを変えるなどして対応を行った方が良さそうです。


ブランド | リンレイ |
価格 | 487円 |
内容量 | 120g |
溶液タイプ | コンパウンド |
ボディ | × |
付属品 | スポンジ |
5位:SOFT99 ガラスリフレッシュ
除去力:〇
使いやすさ:△
撥水力:△
乾燥しやすさ:△
目立つガラスのウロコはとれますが、頑固なウロコは取れないので、頻繁にウロコ取りを行う方にはいいかもしれません。
しかし、乾燥しやすく施工途中もキュキュと音が鳴るので、黒板を爪で鳴らすときのような音で不快に感じる方は不快でしょう。

ブランド | SOFT99 |
価格 | 1,219円 |
内容量 | 80ml |
溶液タイプ | コンパウンド |
ボディ | × |
付属品 | スポンジ |
6位:シュアラスター ゼロウィンドウ
除去力:△
使いやすさ:△
撥水力:〇
乾燥しやすさ:△
撥水力はあるので、水を拭き取るときの時短になります。
施工中に乾燥しやすく、すぐ水で流す必要があるので施工中はホースを近くに置いておくことをおすすめします。
スポンジの形も高さがあるので、狭い場所は施工しづらいです。
ブランド | シュアラスター |
価格 | 1,650円 |
内容量 | 80ml |
溶液タイプ | コンパウンド |
ボディ | × |
付属品 | スポンジ |
7位:カーメイト ガラス用ウォータースポットクリーナー
除去力:△
使いやすさ:△
撥水力:△
乾燥しやすさ:△
あまりウロコは取れませんでした。
乾燥もしやすいので、ウロコを擦り切る前に乾燥してしまいます。
特にスポンジの角は乾燥しやすいので、角のウロコはとることができませんでした。
ブランド | カーメイト |
価格 | 709円 |
内容量 | 100ml |
溶液タイプ | コンパウンド |
ボディ | × |
付属品 | スポンジ |
車のガラスの水垢取り・ウォータースポット除去剤の選び方
車のガラスの水垢取りやウォータースポット除去剤は沢山あります。
用途に合った使い方をしないと、本来の効果を発揮しないことがあります。
ここからはガラスの頑固なウロコを取れる最強の溶剤を選ぶ方法を紹介していきます。
ガラスの落とす汚れで選ぶ
頑固な水垢や油膜にはコンパウンドタイプ
コンパウンドタイプは溶剤に研磨剤を含んでいます。したがって、ガラスの頑固な水垢や油膜を磨き落とすことができるため、ウロコを落とすには最強な除去剤と言えます。
しかし、研磨剤を含んでいるため、ボディなどのガラス以外の繊細な表面を傷つけてしまう可能性もあります。使用する時はボディなどのガラス付近をしっかりと保護することが大切です。
水垢除去には分解・溶解タイプ
分解・溶解タイプは研磨剤を含んでおらず、化学分解を行うことでガラスの水垢を除去することができます。
しかし、ガラスのウロコを取るため強力な液剤を含んでいるので、ボディのコーティング層も剥がしてしまうことがあります。
使用する時は必ず説明書を読んで、養生などでガラス付近のボディの保護を行いましょう。
雨染みにはイオンデポジット除去溶液
雨や洗車後に水分が反射してミネラルがガラスに固まったものをイオンデポジットといいます。
イオンデポジットは放置しておくと頑固な汚れになってしまい、ガラスに染みつき、普通の洗車では落ちないことが多いです。
そんなガラスの頑固なイオンデポジットには専用のイオンデポジット除去溶液やイオンデポジットも落ちるような最強の溶液を使って落としましょう。
溶液のタイプで選ぶ
ガラスのウロコは頑固なので、ウロコとの化学反応で落とすタイプとコンパウンド(研磨剤)で落とすタイプに分かれています。
それぞれの特徴を紹介していきますね。
コンパウンド(研磨剤)で落とすタイプ
ガラス用は基本的にコンパウンドが入っている商品が多いです。
ボディと違ってガラスは強度なので、コンパウンドが入っていても傷がつきにくいです。
コンパウンドが配合されていると頑固な水垢でもしっかり落とすことができます。
デメリットは擦るときに力がいることと、水で流すときにボディに残らないように充分な水で洗い流しましょう。
化学反応で落とすタイプ
化学反応でウロコを落とすタイプはボディと兼用の場合も多いですが、フロントガラスには使用できない商品が多いです。
力を入れなくてもするっと落ちることが、化学反応で落とすことができるメリットになります。
しかし、商品によっては強い溶剤の場合もあるので、手袋を必ず着用するようにしましょう。
肌についた場合は速やかに水で洗い流すようにしましょう。
水垢の種類で選ぶ
ガラスの水垢は劣化したワックスが流れ出た油性の水垢と雨水が原因の水性の水垢の二種類あります。
それぞれの水垢に合う除去剤があるので、ガラスの水垢にあった最強のウォータースポット除去剤をつかっていきましょう。
油性の水垢には強力なクリーナーがおすすめ
油性の水垢は劣化したワックスが流れ出て、埃などを巻き込んでできます。
油分が含まれているので、強力クリーナーや油分を溶かす成分が入っている除去剤を使うことをおすすめします。
油性の水垢か判断する方法は車のガラスを触ってみてベタベタするようであれば油性の水垢です。
油性の水垢は埃などを含むとどんどん落ちにくくなっていくので、はやめに対処しておくのがおすすめです。
水性の水垢には研磨材が入っていないクリーナーがおすすめ
水性の水垢は雨水が原因でできます。
水性の水垢は、コンパウンドなどの研磨剤が入っていない溶剤で落としましょう。
水が原因でできているので比較的落ちやすいです。
水垢を落として、車やガラスを傷をつけることを防ぐためにも研磨材が入っていない、もしくは傷つけにくいウォータースポット除去剤を使いましょう。
水垢の種類が不明ならば万能タイプがおすすめ
油性の水垢や水性の水垢について説明しましたが、正直見分けが付かないことが多いと思います。
どちらか分からない場合は、水性の水垢にも油性の水垢にも対応できる万能タイプのウォータースポット除去剤を使いましょう。
ガラスのウロコの効果的な落とし方は?
まずは説明書をよく読みましょう。
ウロコ取りは施工の仕方で仕上がりが変わります。
商品ごとでも使用方法が変わるので、必ず説明書を読むようにしましょう。
次にウロコ取りで施工する場合は縦方向・横方向に擦っていきましょう。
そうすることでウロコをまんべんなく除去することができ、車に跡を付けることを防いでくれます。
ガラスのウロコ取りで擦りすぎるのはNG
まず、ガラスのウロコ取りを使って失敗した・ガラスのウロコ取りの商品選びを間違えたという方に、実際のエピソードを教えていただきました。
強い成分で塗装が剥げてしまうこともある
商品選びを失敗したという人の意見をご紹介します。
- ワックス分が少ない製品は滑りが悪く手が疲れる
- 安い商品はなかなか落ちなかったので、値段重視でなく口コミを参考にして買うべきだと思った
- 以前に鉄板も除去できる強めのクリーナーを使用したところ、塗装が艶引けしてしまった
- コストに重きを置きすぎて、安い商品を購入してしまい、持続性が明らかに低かった
このように、商品の成分によっては状態を悪くしたり、安さにこだわって全然水垢が落ちなかったりすることもあるようです。強いクリーナーだから良いというわけではないので、効果の持続など口コミなどを参考にして、ガラスのウロコ取りを買ってみるのもいいですね。
強くこすると傷やヒビが入ってしまう
施工方法で失敗したという人の意見をご紹介します。
- 頑固なウロコで、何度も何度も強くガラスを拭いていたらガラスにヒビが入ったこことがある
- 小さいガラスだけ上手く塗れなくて、周りのプラスティックまで少し白くなってしまった
- 使い方が悪いのかあまりガラスのウロコが取れなくてがっかりでした
このように、頑固なガラスのウロコを落としたいからといって強くこすると、車のボディを傷つけてしまうことがあります。調査を行った約半数の人が、同様の経験があるそうです。
※2023年5月19日~5月25日に、ウロコ取りで洗車をしたことがある20~60代男女50名を対象に調査を行いました。(株式会社クラウドワークス)
まとめ
車のガラス用の最強ウォータースポット除去剤おすすめ10選を紹介してきました。
ガラス用のウォータースポット除去剤には多くの種類があり、それぞれに特徴があります。
窓ガラスやボディなど使える場所で選んだり、ウォータースポットか油膜、イオンデポジットなど汚れの種類で選んだりすることがポイントです。
しかし、専門用語が多くてわからないという方も多いと思います。その場合は万能タイプのクリーナーを使用することがおすすめです。