「バイクの洗車をしたいが、どこでできるのかわからない」
「マンションの共用スペース内でバイクを洗車して良いのか不安・・・」
そんな疑問に答える記事です。
自動車と比べると、バイクが洗車できる場所はかなり限られていて、洗車場所を見つけるのに苦労する方も多いのではないでしょうか。
本記事では、バイクを洗車できる場所や、場所ごとの洗車方法について解説します。
バイクの洗車場所にお困りの方は、ぜひ参考にしてください。
バイクの洗車はどこでできる?
実は、バイクの洗車ができる場所はいくつもあります。
それぞれの場所で洗車した時の料金やメリットについて説明します。
①コイン洗車場でバイクを洗車する
コイン洗車場は自動車専用だと思われがちですが、中にはバイクを洗車できる洗車場もあります。
バイクの洗車が禁止のところもあるので、事前に確認が必要です。
コイン洗車場でバイクを洗車するときは、設置されている水道から水を汲んで、手洗いで洗車をするのがおすすめです。
手持ち式のブロワーがあれば、仕上げで水分を飛ばしたいときに利用できます。
ちなみに、門型・ドライブスルー型の洗車機は、自動車専用なので利用できません。
また、手持ち式の高圧洗浄機も、バイクの洗車にはあまり向いていません。
バイクの浸水してはいけない部分に水や薬剤が入り込み、バイクの故障につながる可能性があるため、注意が必要です。
②大手バイク用品店でバイクを洗車する
バイク用品店の中には、セルフ洗車場が設置されている店舗もあります。
これはバイク専用のものなので、安心して利用できます。
また、バイクに詳しい店員さんにバイクを洗車してもらえる場合もあります。
例えば2りんかんでは、30分550円でセルフ洗車場を使うことができます。

③ガソリンスタンドでバイクを洗車する
ガソリンスタンドでも、バイクの洗車ができる場合があります。
バイクの洗車場所や設備が設けられていることは少ないので、端の方にある水道を借りて、水を使って洗車するのがおすすめです。
お店によっては、手洗いスペースを設けていることもあり、そこで洗車できる場合もあります。ただし、必ずお店から許可を得ることが必要です。
④自宅や友人宅でバイクを洗車する
集合住宅ではない場合は、自宅や友人宅で洗車するのも一つの方法です。
どちらの場合でも、騒音を立てたり汚れた水が流れ出て行ったりしないよう注意し、近隣住民への配慮を忘れないようにしましょう。
友人宅で洗車させてもらう場合は、洗車したスペースを汚さないように、洗車後の清掃も忘れずに行うことが大事です。
マンションや集合住宅の共有スペースでの洗車については、次の内容で紹介していきます。
マンションや駐車場でバイク洗車をするポイント
続いては、マンションや駐車場でバイクを洗車するときのやり方やマナーについて紹介します。
マンションや駐車場でバイク洗車する方法
マンションや駐車場でバイクを洗うとき、まずは洗剤を使って汚れを浮かせた後、水で流していきます。
水道が近くにある時はそちらを利用できますが、近くにない場合は、じょうろやタンクを使って、水を運んでくる必要があります。
水で流した後、丁寧に拭き上げて水分を拭き取ります。
マンションや駐車場でバイク洗車をする際のマナー
マンションや駐車場は公共スペースなので、水が飛び散って敷地を汚すことのないよう注意しましょう。
洗車後は、水たまりや汚れが残らないよう必ず清掃します。
また、騒音で迷惑をかけたりすることがないよう、音量や時間帯に気を付ける必要もあります。
マンションや集合住宅の場合は、管理人の方や大家さんに許可を取るのが理想です。
駐車場では、管理会社に洗車をしてよいか確認する方が良いでしょう。

バイク洗車は水がないところでもできる
実は、水を使わずにバイクを洗車する方法もあります。
水を使わないので周りを汚す心配も少なく、場所を選ばずに洗車することができます。
水がない場合のバイク洗車おすすめグッズ
水を使わずにバイクを洗車する時は、以下の洗車グッズがあると安心です。
- スプレー式のクリーナー
- マイクロファイバークロス
水がない時の洗車なら、素材にやさしいノンシリコーンタイプの「水なし簡単洗浄剤」がおすすめです。塗装面や素材を選ばずに簡単に洗浄できるのが特徴です。
水がない場合のバイク洗車のやり方
水なし洗車のメインは、「拭き上げ」です。
大きな汚れは、水なしで使えるクリーナーや洗剤を用い、クロス等を使って拭き上げます。
細かい汚れには、無水の洗車剤を使うと効果的です。
仕上げに、ツヤの出るオイルやコーティング剤をクロスになじませて拭き上げると、表面に光沢が出てバイクを綺麗に見せることができます。
バイク洗車をする際のマナーや注意点
ここまではバイク洗車ができる場所や、水が使えない時の洗車方法について解説してきました。
以下では、バイクを洗車する際に、場所選びや使い方で知っておいた方が良いマナーや注意点について紹介していきます。
公園や公共施設の水道は使用しない
水を使って洗車する場合、かなりの量の水が必要になります。
そのため、公共のものとして設置されている水道の水をバイクの洗車に使うことは、マナー違反です。
また、公園や公共施設に限らず、洗車場や自宅・友人宅以外の場所の水道を利用するときは、必ず許可を取ってから使用しましょう。
バイク洗車可能な場所か事前に確認する
洗車場やガソリンスタンドは車専用の場所も多く、バイクを洗車してもよいか事前に確認する必要があります。
自宅マンションの敷地や駐輪場等などの公共スペースで洗車する場合も同様に、水を使用しても大丈夫な場所か、事前に確認するようにしましょう。
洗車した場所を汚さないように注意する
洗車場所を問わず、洗車後は周辺を綺麗に清掃しましょう。
水を使って洗車した場合は、汚れた水が流れ出るなどして周辺スペースを汚すことがあります。
また、水なし洗車の場合も、大きな汚れを落としたあとは洗車場所を汚してしまうこともあります。
バイクを洗車するときは、洗車後の清掃も踏まえて必要なものを用意するようにしましょう。
まとめ
バイクの洗車場所は少ないように思われがちですが、洗車が出来る場所は意外とたくさんあります。
洗車場での洗車も可能ですが、水や洗車剤さえあれば、いつでもバイクの洗車ができ、愛車を綺麗に保つことができます。
自分にあった方法でメンテナンスして、バイクを綺麗に保ちましょう。